BRENA “BLAZE S/S”
BRENAの「ブレイズ S/S」をご紹介します。
生憎の大雨でどうなることやらと思ってましたが、日曜になって天気は回復。
お目当てがあった方には喜ばしかったことでしょう。クラフトフェアでにぎわっていた週末。
私も偵察がてらパトロールをしてみたのですが、時間帯が早かったのか裏道を行き来したからか、
巡礼?的な行列には遭遇せず。とは言ってもクルマ渋滞は変わらずですし、公園に近づくほど
いつもの調子がやって来るわけで。午後から混雑しそう・・と用を済ませて退散します。
戻ってきた場末も常に木漏れ日が差したような雰囲気。
罵声や騒音が聞こえませんので、毎週クラフトフェアやっても良いんだよと思いました。
兵どもが夢の跡。いつもの月曜以上に静かな本日・・
それでは商品のお話を。半袖開襟シャツのブレイズ ショートスリーブ。
ブレナさんの半袖ならコレということで、定番の地位を築いたオープンカラーシャツ。
コレクション内のシャツでは最もバリエーションが多し。ロングセラーかつトップセラーというのは
間違いないかと思います。
これぞ開襟シャツとも言える、テクニカルに走らない正統派の見てくれと言いつつ
毎年のこだわり生地と必殺のポケット、まさかここでも出会ってしまった“丁寧な縫製”まで
思いの外見どころを備えている、そんな見立てになります。
以下ポイントをかいつまんで挙げていきましょう。
これからやってくる季節を思えば、化繊のほうがタフに扱えて機能的。
“適材適所”で選ばれたリネンを彷彿させるポリエステル生地。
リネンのようなポプリンと資料にはあるのですが、こっちのほうが理解が深まるかと。
《トロピカル クロス/サマーウール》
日本の夏には必須のシーズンファブリックと言ったほうが伝わるはずです。
イールさんやコムアーチさんに限らず、真夏を快適に乗り切るトロピカル素材の提案は欠かせません。
今どきのそれなら《強撚糸》使いは当然で、接触冷感がデフォルトなのは言うに及ばず。
防シワ・吸水速乾・UVカット・耐久性の全部盛り(?)な機能性。この取り組み方は大歓迎です。
冒頭のバナーと合わせてご覧ください。《Wレイヤーポケット》と勝手に名付けた仕様。
このポケット、上と横に差し入れ口を設けてますが中で交わる構造ではございません。
生地を2枚重ねにする→収納スペースを2つ設けて一個のポケットとして成立させてます。
そしてサイズもやや大きめに。
例えばスマホをタテ入れ+首からぶら下げているIDホルダーをヨコ入れでの同時使用。
その際むき出しのカードを入れてもスマホへは直に触れ合いませんので、磁気不良のような
トラブル防止にもつなげている(はず)。クレジットやICカードも対象になるでしょう。
私だと社員証やカードキーはとんとご無沙汰なので・・推測のようなお伝えになりがちです。
シャツを手に入れたあかつきにはぜひ活用いただき、よくできポケット(?)として
他の方に広めてもらえればと思います。
まさかここでも出会うなんて・・「唐津シャツ工房」さん謹製だとは知りませんでした。
HP作ってたの?な驚きは置いといて、↑のピスネームを見てピンと来た方は5minutesファミリー。
もといFUJITOフリークと言ったほうが適切かもしれません。(過去何度か取り上げてました)
ブレナさんに益々興味を覚えるようになった事柄。
細かく見るとコチラのほうがカジュアルに寄せた縫製なんですが、そこは同じ工房での製作。
運針やステッチの置き方はやはり丁寧。届いてから気付く《ザンパ ディ ガリーナ》も粋のひと言。
イタリア語の呪文?(和名だと“鳥足留め”)を唱えるかは別にして、品質の確かさに太鼓判を押せる
というのは、言い過ぎではないはずです。
今のところはスタイリング例もこの程度。まぁあまり複雑な着こなし方はせず。
コットンやリネンの天然素材と違いベタっとまとわりつく肌触りは皆無で、ゆったりとしたサイズ感から来る
化繊ならではのドレープが特徴です。大人顔のヴィジュアルとでも申しましょうか。
何でもかんでも袖先をひと折りしてしまうのは私の口癖?くらいに思っていただき、
オンオフ問わない使い方にお役立てくださいませ。
駆け足でBRENAの「ブレイズ S/S」をご紹介しました。
コレクション内の夏シャツにおける代表作として、ロングセラーを続けるお品。
身近な存在になった開襟シャツをブレナさん流にアレンジしたとあり、ブランドのエントリーモデルに
最適だと言えるアイテムです。
個人的にはあの工房のお品がこのプライスというだけで、なんだかお値打ちに思えてしまうというのも
推しポイントのひとつ。それに加えての実用的な生地なのも◎ですし。
何はともあれブレナさんの自信作になるシャツ、その評判を手にとってお確かめください。
宜しくお願いします。