FLISTFIA “Print Pocket T-Shirts”
FLISTFIA “Print Pocket T-Shirts”
FLISTFIAの「プリント ポケットTシャツ」をご紹介します。
涼しい、でも汗ばむとヒリヒリ・・一長一短でありアンビバレントであり。。
2月から続いていた気ぜわしさが落ち着きましたので、ようやくの散髪に。
カットの内容はほぼ変わらないのですが、丸っきりのトレースにならないよう、毎度微妙に変えるように
しています。刈り上げの幅とか高さみたいな話なのですが、今回は若干攻め込んだようで。
さらけ出された?襟足に違和感を覚えます。それが冒頭のヒリヒリ。
数日経ってますので楽になりましたが、思いもよらないところのカミソリならぬバリカン負け?
刈り上げの強度指定って出来るのだろうか・・今度聞いてみることにします。
Tシャツの紹介なら来月からにしたいのですが、投稿の順番は『生地の厚み』というのが
当店の採用基準。ということでフリストフィアさんのプリントTeeをピックアップ。
私の聞いた限りだと、ブランドではお初になるプリントものと記憶しています。
急な心変わりほど劇的なことではなく、デビューから15年は超えたし前々から暖めていた
《カレッジロゴ》が形に成り始めたこともあり、今回のリリースになったようです。
今や『周年イベント』に絡ませたアイテムも、何となく特別感が薄まってきているように思います。
まぁ私も最初の1~2年しか周年モノをやりませんでしたので、フリストフィアさんのわざわざ
合わせない姿勢には親近感を覚えます。
サウザーみたいに流されまいとする言動にリスペクト・・
ある意味この言語を商業ベース?に乗せてきたことがスゴイ。
デンマーク語に触れられる機会など、コレを逃せば生涯訪れないかもしれない。
カレッジロゴと言えばTシャツやスウェットもので連想できるように、アメカジの定番として
よく知られています。あの特徴的なフォントを扇型にドンと配置してある品々。
その辺りを意識しつつアメリカからデンマークのコペンハーゲンに移動。創立550年に近づく
実在の大学を念頭に、フリストフィアさんらしくアレンジしたのが↑になるわけで。
ここでなぜコペンハーゲン?の疑問が浮かびますが、そこは北欧家具に造詣が深いデザイナーさん。
ウェグナーが置かれたアトリエから察するに、その辺りを参考にされたのではないかと。
架空の学部設立?、そのユーモアに共感と感心を覚えました。
わずかーにかすれさせた色抜きプリント↑、従来のカレッジロゴにはない“余白”の多さ、
そしてリング記号の付いたaまで。何から何まで新鮮さにあふれています。
生地のセレクトも興味深し。Tシャツとスウェットの中間になりそうな《ヘビー天竺》。
空紡糸(オープンエンド糸)はアメカジのデニムやTシャツなどで知ったワード。
粗野感のある波打ち具合に乾いた肌触り。これぞカジュアルといった町中華的身近さ(?)があります。
タフに取り扱ってなんぼな品々。
『フィッシャーマンニットを彷彿させる』の表記は誤解を与えてしまいそうですが
(公式リリースなので悪しからず)、同じフィッシャーマンでもボーダーシャツのほうが的確。
ウェッソンだとするのが間違いないのかと。
さらに正確を期すとここではウェッソンでなく【ナヴァルと同程度の生地】ということでお伝えしておきます。
ご不明な点がありましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。
単独での着用例は該当ページ内でチェックください。
“着丈はレギュラー+横方向に広め=ワイドシルエット”を意図したTシャツです。
ルーズほどバカでかい?大きさでなく、夏を乗り切る余裕のあるサイズ感だと見ています。
普段どおりのマイサイズにてお選びいただければと。
ここまでFLISTFIAの「プリント ポケットTシャツ」をご紹介しました。
最近だと無地モノへの反動や脱却もあり、ロゴやボタニカルといった柄物への回帰も言われています。
そんな流れを意識したフリストフィアさんのプリントTee。
デカデカのカレッジロゴも良いんでしょうが、シャツやジャケットの間からチラ見えしたときの印象↑、
品良く落ち着きのある様子なのに異論はないかと思います。上を脱いだら実は・・のギャップも素敵。
狙いどころやアレンジにフリストフィアさんらしいセンスが表れている面々。
今シーズンの自信作ということで、どうぞお目通しくださいませ。
それでは宜しくお願いします。