comm. arch. “Hardly Spun Football Tee”
comm. arch. “Hardly Spun Football Tee”
comm. arch.の「ハードリースパン フットボールTee」をご紹介します。
人には好かれず鳥には好かれる(?)。年イチで野鳥が来店。
昨年以来の来襲のようですが、作業前にくつろいでいたところに突然のホバリング音が響きます。
実際はそこそこの物体?がバタバタあっちこっち旋回。驚いたり慌てたりするのが当然です。
まぁ私にとっては日常のひとコマ。過去ニャンコやワンコも勝手に上がってきています。
バードだって慣れたもの。ガラス戸を開けてお帰りいただきました。
どういう事情で彼らがやって来るのか分かりませんが、オブジェのように動かないことの多い自分です。
居心地の良さに味を占めて仲間内に伝達しているかも?平和な空想を楽しんでおりました。
ただ今日の不法侵入バード、置き土産を残していったのには立腹。部屋を汚すヤツは許すまじです。
シーツ掛けてあって良かったよ・・と心底思った次第で。
気を取り直して新作を見ていきます。コムアーチさんの「フットボールTシャツ」。
これまで製作したことはなかったという話なので、キャリア初のアイテムになるコチラ。
アメカジの権化?と言えるTシャツですから、確かに意外性を覚える提案かと思います。
とは言ってもそこはコムアーチさんなりの解釈が加わるわけで、私などからすると
生地ありきで探ったらこのカタチになったと思えてしまうくらい、“ハマった”という見立て。
こういう提案ならアメカジ由来でも大歓迎です。第一印象を信じて素直にご用意してみました。
この近接画像で分かるわけがありませんが、ないよりあったほうが良いということで。
《超強撚(Hardly Spun)》。
ブランドに関わらず、昨今の気候からすると夏の必須要件と言えそうな「強撚糸」使い。
ご自身で自覚されなくても夏物でシャリシャリした質感なら、200%は該当するであろう素材。
コムアーチさんでもその辺りは多用してますので、ご存知の方も多そうです。
今季ならコチラでご紹介済みでしたが、用途からして通気性や涼しげな印象を覚えやすいよう
平織り生地にするのがデフォルト。透けるとは言いませんが薄さ重視になるので、心許なさは否めません。
耐久性を確保するため化繊メインになるのは致し方ない事実。丈夫さは確かだし。
コムアーチさんが選んだのは、平織りではなく【あえての綾織り=ツイル目】というチャレンジングなもの。
糸が極細過ぎるのでボリュームを出したい事情があったものの、コレが良いほうに転がります。
強撚糸らしいシャリ感に安心感を覚える厚みは、ハリソンさんのようなタフガイぶり(?)。
バイオ加工もこの生地にしたからこそ出来たフシがあります。興味深いところが多い強撚ワールド。
話しの9割は終えたので、残り1割を進めます。これぞフットボールTeeな面構え。
私の薄い記憶を辿ると、やはりそこはチャンピ〇ンに行き着くわけで。改めて現行品をチェックしてみましたが、
生地が変わるとこうも違うのかと。別物の7分袖Tシャツとした見たほうが健全です。
ヨーク(肩の切り替え)は2重ではありませんし、身幅や腕ぐりは広め。広くした分だけ着丈は短く。
今の時流に合わせたシルエットを意識していると思います。
いつものコムアーチさんのサイズ感ですので、それに則った選び方で宜しいでしょう。
ここまでcomm. arch.の「ハードリースパン フットボールTee」をご紹介しました。
皆さん各自でのフットボールTee観をお持ちかと思いますが、いざ着るとなると
胸のナンバーやこれ見よがしなCマークが恥ずかしいお年頃?が正直な気分。
悪目立ちしないさりげないモノを欲するようになりました。
今の気分に合わせた久々のアメカジというのも良いですし、いつもの無地Teeとは
様子が違う→でもあんまり変わりすぎてないという希望にも応えられるのかと。
前評判の高さも耳にしていたTシャツです。コムアーチさんの自信作をご覧くださいませ。
あっ、補足ですが私とモデルさんで着ているのは同じチャコール(Lt. Coalmine)になります。
ライティングの都合だと思いますが、当店掲載分のほうを現物とするほうが間違いありません。
「クレープウィーブ サッカー トラウザーズ」や「ペーパーライク オープンカラー S/S シャツ」も
それに該当しますので、迷った際には頼っていただけますと何よりです。
それでは宜しくお願いします。