comm. arch. “Linen Wool Canvas L/S Shirt”
comm. arch. “Linen Wool Canvas L/S Shirt”
comm. arch.の「リネン×ウールキャンバス L/S シャツ」をご紹介します。
今日はコーデュロイのセットアップでやって来たのですが、店までの途上すれ違うビジネスマンは
Yシャツ袖まくりだし、中学生にいたっては半袖短パンのわんぱくスタイル(?)。
冷気に敏感なのは自分だけなのかな?と思った、通勤模様からのひとコマ。
まぁいずれにしろ秋の気配に接した方は多そうですので、装いのモードも変わろうかと思います。
当店でご用意した品揃え、何かしらにお役立てくださいませ。
週末は憎き3連休のようですが、営業時間の変更を予定しています。後日改めてアナウンスを。
comm. arch. “Super Soft Cotton Chambray Shirt”
今季の初投稿になるようです、コムアーチさん。まずはシャツからご紹介していくことにしましょう。
出自としてはニットウェアブランドですが、最近はニット然したモノ以外もご好評につき定着。
スウェットやイージーパンツに引き続き、秘かに人気を集めるシャツをご用意しました。
↑のバナーを出してきた辺りで察せられそうですが、今回はポケットの違いはあれども
基本ディテールやサイジングはそのままになる継続モデルです。
それなら以前の投稿を振り返っていただくのが5minutesマナーというもの。
アイツしつけぇなぁと思わず、『about コムアーチさんのシャツ』をお読みくださいませ。
こうやって見ると本当に“キャンバス”組織なんだよな・・ イメージを覆す接写画像。
今回の《ベルギーリネン×南米ウール素材》、そのワードだけでグッと来るのは私だけでないはず。
秋冬でもリネンを見かけるのは珍しくなくなりましたが、より季節に相応しいよう精練(汚れや不純物を
取り除く工程)や染色を何度も繰り返しての結果↑なんだとか。
やさしく言えば、揉んで浸して洗って乾かしてのリピート。やってることは刀鍛冶に通じる世界です。
リネンキャンバスで肉厚なんだけど硬さゼロのふんわり具合、そこに加わるウールの起毛感。
結果コレ最高だろうという見立て。良いモノ見れたなぁが私なりの所見になります。
フレンチヴィンテージ界隈だと、ブラックリネンものは超希少個体で珍重されてますが、
パッと見の雰囲気ならコチラも負けてないかと。まだ気兼ねなく扱える質感やお値段でもありますし。
まぁレアものと比較するのは正しくありませんが、比べたくもなる“薫り”があるような。
コムアーチさんシャツでの2大推しディテール=《コンストラクション ヨーク》&《スラッシュパイピング》は
今回も健在。今回はポケットとボタンが↑にアップデートされました。
普通ならフラップにホールを開けてボタンを通すところですが、↑のように一枚生地を挟む冴えたやり方。
ボタンも一般的な薄い円筒型から、碁石型の丸ボタンに。
どちらもミリタリーに由来する漢気ディテール(?)、感心しながら眺めています。
ここだけで見てしまうとゴツゴツとした、US風味のワークシャツあたりを連想されそうですが、
そこを薄味にしてくれるのが前述の推しポイント。
胸ポケットもそこに合わせて目立たないよう控えめに。クリーンなヴィジュアルのためのひと工夫。
細かく見るとポケットの形状も直線の四角じゃなく、角をやんわりラウンドさせていることもあり、
全体に及ぼすカクカク感?を薄めているのも見逃せません。
シリアス寄りな生地なんだけど、仕上がりはいたって柔和な好人物。ここでは好シャツということで。
ごちゃごちゃした事前情報ばかりだと、静かにこどグルを楽しめません。アームロックされかねない(?)。
ここはひとつシンプルに袖を通していただくことをお薦めします。
シャツ一枚でもこの厚みや起毛具合です、朝晩の肌寒さから身を守るには最適でしょうし、
季節が進めばカーディガンを羽織ってみる。色合いから感じる冬コーデにもぴったり。
リネンということも考えればかなり長い期間行けそうに思ってますが、はたして・・
ここまでcomm. arch.の「リネン×ウールキャンバス L/S シャツ」をお伝えしてきました。
今季のコレクション内でのシャツはコチラのみでしたが、厳選した分内容は充実しており、
質量ともに満足いただけるモノになったと見ています。
熱心なフォロワーさんは元より、ヴィンテージラバーの方やミリタリーに造詣ある方まで、
共感と言うか“話が通じる”お品ではなかろうかと。
ぜひ手に取っていただいて、皆さんの感想をお聞かせくださいませ。
宜しくお願いします。