HICOSAKA “eVent VENTILATION 5panel Cap”
HICOSAKA “eVent VENTILATION 5panel Cap”
HICOSAKAの「“eVent ” ベンチレーション 5パネル キャップ」をご紹介します。
1年前の投稿を見たらリニューアルの告知でした。時の流れるのは早いこと。
体感では数週間ほどしか経ってなかったので、意外だと思った今日この頃。
しれっとしたリニューアルだった気がしますので、皆さんの反応がよく分かってないまま来てますが、
おおむね見ている限りでは抜群でもなく悪手でもない、不満少なめ?なところかと。
まぁ毎日まじまじと見られても困りますので、ふらっとお越しいただいたときに穏やかに過ごせる、
そのぐらいで良いんじゃないでしょうか?
というわけでくつろぎ時間のお供に、時々お立ち寄りくださいませ。
それではヒコサカさんの新作をお伝えしてきます。いわゆるひとつのジェットキャップ。
継続ご用意しているヒコサカさんですが、気分的にはリピートにならない『変わりダネ』をご所望です。
それはカタチであったり生地だったり。こう来たか~の意外性を求めていると言って良いかと。
白羽の矢が立った↑コチラはジェットキャップも然ることながら、下げ札付きのニューファブリックな
こともあり、非常に興味を覚えたひと品。それは私以上にお客さんのほうが強かったかもしれません。
ブツそのもの+被り心地も含め、見どころ満載であろう新作キャップ。
ここ数年でだいぶ見かけるようになったかと思います。「イーベント」の名称。
正式名のevent fabricsで検索しないと少々時間は掛かりますが。
端的に言えばアメリカ発の機能素材メーカーになりまして、主立って耳にするのは“レインウェア”界隈。
アウトドア系ブログ等でゴアテックスと比較・併記されることの多い生地で、デフォルトになる透湿防水に
ベンチレーション機能を更に盛ってあるのが特徴のようです。(詳しくは↑から)
より突っ込んだ説明はよそさんをご覧いただくとして、製品として用いられるのはアウターウェアが多く、
一部本格登山絡みでのシューズやグローブ、寝袋カバーなどのギアがメイン。
とこの数行だけで使われるシーンが想定できそうなイーベント。
そんなハードコア生地をまさかの帽子単体で使ってみたのが、今回のお品になるわけで。
キャンプシーンの浸透もありましたので、この手に見覚えのある方も多いでしょう。
ネーミングどおり5枚のパネルから成り立つジェットキャップ。
学童時代の雨ガッパですと雨なのか汗なのか分からないくらい、内外でビショビショだったのは遠い昔。
雨をシャットアウト&蒸れは放出する先進素材なら、ナイロン生地のトラウマは払拭です。
おまけに左右の通気穴に↑貫通式のスリットで、自然なブリーズが通り抜ける仕組み。
ベンチレーションの押し売り?と言ってはいけませんが、徹底したディテールには感心のひと言。
あくまでイメージだけですが、バイシクルやランニングなどのスポーツシーンにもいける?
そんな感想を抱きました。(その辺りは自己責任になりますが・・)
あと私的お気に入りポイントが、やわらかな《ペフ芯》を用いていること。
硬さのあるベースボールキャップとはだいぶ違った風合い。
正しくは薄いポリ芯にふかふか弾力のあるペフ芯を貼り付けた《PK芯》のようですが、
浅めの被り心地になるジェットキャップではツバのさじ加減も重要です。
硬すぎずやわらかすぎない、絶妙な芯が入っているという見立て。
形状記憶というわけではありませんが、メイン部分を畳めば持ち運びやすい
大きさにはまとめられます。そういう意味での準パッカブル性も魅力になるはず。
ここまでHICOSAKAの「“eVent ” ベンチレーション 5パネル キャップ」をご紹介しました。
イーベントの存在やベンチレーションのディテールから、山系アウトドアのヘッドウェアとして
見られるかもしれません。
当店ならキーラさんのキンタイアジャケットとのセットで薦めることもありえます。
ただここではもっと気軽な感じでいっていただければと。
トラックパンツと合わせた素材つながりも良いでしょうし、今どきのスニーカーならたいてい
質感をリンクできてしまうことでしょう。想像以上に使えるぞコレ。
ヒコサカさんの自信作としてリリースされましたジェットキャップ。
私も優れた良品として皆さんにお薦めしていくつもりです。
それでは宜しくお願いします。