FUJITO “Big Silhouette Work Shirt”
FUJITO “Big Silhouette Work Shirt”
FUJITOの「ビッグシルエット ワークシャツ」をご紹介します。
最後になってそこそこ腫れてます・・親知らず騒動がフィナーレ。
終わりと言いましても抜歯当日です。そこそこ痛むし食事も大変。腫れが続くと撮影も面倒。
最後に残されていたのが一番やっかい、思い出すだけでも歯が重たくなる・・
漢字違いの抜糸が残っているようなので、しばらく緩慢な動きで過ごしているかと思います。
無口キャラを確立する良い機会?かも知れませんので、ご来店の際はお察しください。
飲み屋や喫茶店でもないのに寡黙なマスターって・・ 雑な設定にならないよう気を付けます。
それでは本日のお題、フジトさんのビッグシルエットシャツ、ワークver.を。
先行してご紹介したレギュラーモデルも反響を呼んでおりますが、新しい波の乗りたくなるのは
贔屓のフォロワーさんなら抱く思い。当店でのお初になるワークシャツに手を伸ばしてみました。
ネーミングから察するに、『ビッグシルエットシャツと同じなんでしょ?ポケットだけ変えて』
なんて思われる方も多そうですが然にあらず。
かなり違いが見られたことで、オーダーした本人が一番驚きました。ちゃんとチェックしろよと。
ポケットとストライプ柄にだけに踊らされないよう、細かく見ていきます。
商品説明内で述べましたように、《胸の2パッチポケット・猫目ボタン・広い前立て》が加わると、
レギュラーモデルとはかなり異なる印象。同じところは襟しかないとも言えます。
そして個人的に目を引いたのが↑。あえての“剣ボロなし”がワークシャツにふさわしい。
通常のカフスでしたら『袖+剣ボロ+下ボロの3パーツ』で構成、これがデフォルトでしょう。
その要になるパーツを省略してみせた冴えたやり方。興味をそそられる面白いディテール。
その昔資料として見せてもらったアメリカ製の古着で覚えてまして、それもネル生地の
ワークシャツだったかと記憶しています。
コスト削減説・ラフな雰囲気の演出・デザイン優先等々、確かな理由は分かりませんでしたが・・
あと本文では触れてませんでしたが、脇から袖にかけてはシャツ用の“チェーンステッチ”な
ところもワークシャツ然としてくるテクニックでしょう。
パッカリングと堅牢さ、その辺りも見どころだと思っています。
うるさ型の記述も度が過ぎると煙たがれますので・・ここからは気軽に。
グリーンのストライプというだけで身構えそうな方、私も最初はそうでした。
ただ袖を通すと単なる食わず嫌いだったことが判明。むしろ今着たい新鮮味が出てきます。
この手のペンシルストライプ、個人的にはクリーンな躍動感?が魅力だとしてきました。
今はまだインナー向けでしょうが、シャツ一枚になったときの主張というかアピール性、でもそれは
適度な品性を備えている感じ、今回もそのようなものを期待しています。
一部でささやかれているグリーン推しも込めて。
ここまでFUJITOの「ビッグシルエット ワークシャツ」をお伝えしました。
アメリカ製の古着やさんざん着てきたストライプスーツから、私などは懐かしさを覚えましたが
皆さんの目にはどう映るんでしょう?2周くらい通過して新鮮に映ってもらいたい心情。
公式のほうを覗いても反応は上々のようで、前評判どおりに躍動しているシャツです。
いつものシャツの違った顔、話題の新作からお確かめくださいませ。
それでは宜しくお願いします。