FUJITO “Mods Coat”
FUJITOの「モッズコート」をご紹介します。
年末の駆け込みでちらほら新作が届いています。
バングルがドンと来たのを追って、昨日はバッグが入荷しておりまして、師走ならではのにぎやかさ。
今のところはリピートだけのように見えますが、いくつかまっさらなニューカマーもご用意しています。
天候次第でアップできる見込みですので、気長にお待ちください。
一気に冬がやってきまして、暖房が欠かせない頃でしょう。
店内もなるべく暖めるようにしてますが、それは私自身より観葉植物たちに向けて。
もしかすると店主以上に寒さに強い?鉢植えたち。無事に越冬することを期待しています。
ご紹介が遅くなりましたが、機をうかがっていたということにしておきましょう。
フジトさんのモッズコート。
今季のフラッグシップモデルということで、入荷以来反響を呼んでいますコチラ。
過去のコレクションでも不定期でリリースされていた記憶はありますが、
春のときにカムバックしたモノがご好評→秋冬ではさらにブラッシュアップ。
今回の登場に至ったという経緯です。
昨今のビッグシルエットの流れから、レディースを中心に再脚光を浴びているモッズコート。
フジトさんが手がけると↑のようになるわけで。
我々だと通ぶって《フィッシュテール》と呼ぶことを、おっかない先輩に指導されました。
呼称うんぬんはさておき、商品ページで軽く《“M65”パーカ》に触れてますので、ご参照ください。
ここでは「エクスクルーシブ ファブリック」のほうを。
フジトさんでは数シーズン前から、よそさんにはない別注生地にてアイテム作りを行ってます。
その中の代表選手が↑でもご説明している『壁撚り糸のオックスフォード』。
皆さんもご存知なコットンのオックスフォード生地を、変り種の糸で波打つシボ感にて製作。
そこに酵素を使った加工をかけて、エイジングの風合いを出しています。
(ちなみに壁糸の語源は《土壁》からとのこと。言われてみるとそう見える)
あと興味深いノータッチ箇所が、“襟裏のフリース”。
モッズコートの《ファーフード》、年季が入るとファーがつぶれてヒツジの毛並み?になりますが、
あえてその状態を狙ったような加工具合に、今回はグッと来た次第で。
実物にはない襟裏ですが、あまりの違和感のなさに『リアルを超えた』。そんなことを思いました。
真夏以外の3シーズン対応になるコチラ。格好良く“オールウェザー コート”としときましょう。
年間通して出番がありますので、コスパの高いお品です。
テーラードの流れを汲んだ↑大身返しによる2枚重ねのコート。
キルティングやフリースジャケット他と合わせやすいよう、滑りのよい袖裏も気が利いています。
スタンドカラーも着こなしの自由度が広がるというもので、ネックウォーマーを愛用される方、
もしくはフーディ/パーカの上からも納まりの良さを感じていただけることでしょう。
表側で生地&引っ繰り返しての裏側チェック、忘れずにご対応ください。
ここまでさらっとFUJITOの「モッズコート」をご紹介しました。
USミリタリーの名品は、本来の軍モノの魅力以上に各種カルチャーに現れるアイコンとして、
憧れ感が醸成されているお品だと思います。
私も先日鑑賞した大好きなハリソンさんの姿で、改めて良いなと思いましたし。
そういったシリアス追求派の方はもとより、ビッグシルエットの流行からの再注目派の方にも
ご満足いただけるアウターだと見ています。
コレクションの象徴になるフジトさんの自信作、改めてじっくりとご覧ください。
宜しくお願いします。