FLISTFIA “Jacket Cardigan & Wide Tuck Trousers”
FLISTFIA “Jacket Cardigan & Wide Tuck Trousers”
FLISTFIAの「ジャケットカーディガン&ワイドタック トラウザーズ」をご紹介します。
さすがに最低気温が1℃(・・まもなく氷点下)を記録しているようですので、ごそごそと準備。
暖房器具をバックヤードから出してきまして、動作確認を済ませます。
石油ファンヒーターの出番、早々にやってきたと。
皆さんがご来店の際点いているかは分かりませんが(?)、とりあえず暖かい風が出ていましたので
恐れずにお越しいただけますと何よりです。
あと店内環境を整える意味で、こまごまとした家電の購入が待っています。
本日ポチったのはレジ(スター)。開店当時から使っているモノをようやく買い換えることに。
このご時世に関わらず、ピーガラガラのアナログレジに複雑な思いを抱きますが、
システムを入れる規模でもありません。最新のピーガラガラ?で充分でしょう。
後日画像等で紹介する予定もないので、自分だけで楽しんでみます。
FLISTFIA “Jacket Cardigan & Relaxed Pants”
それでは本題に入ります。フリストフィアさんの「ジャケットカーディガン&ワイドタック トラウザーズ」。
当店でご用意するようになってからは3年目、実際はその前からコレクションで見かけるように
なったので、息の長いスタンダードとして定着していますジャケットカーディガン。
デビュー時はカーディガンのみだったと記憶していますが、早い段階で共地のボトムスも
発表されましたので、セットアップで楽しんでいただける方も多いのではないでしょうか?
過去の冒頭が見事に同じ構図(・・)なのは置いといて、定番モデルを深く知るには
↑の投稿が役に立つはずです。取り急ぎおさらいということでご覧ください。
季節柄に配慮して選ばれたのが↑の生地。
梳毛(そもう)な“ヘリンボーン”、親近感を覚えるとても凛々しい佇まいが◎。
梳毛なんて書くと、シリアスなウールのスーツ生地と思われそうですが、実際はそうではなく。
コレ、1ミリもウールが使われてないことに今回は感心しました。
最新の生地事情、常日頃からアップデートしとかないとなりません。一瞬反省。
いわゆる化繊のミックスで成り立つヘリンボーン地は、ウールだけのそれに比べて
肉厚で毛羽立ちが弱め→肌触りが極めてスムーズなのがメリットです。
でフリストフィアさん製品のお約束で多いのが、“ストレッチ”の効いた面々。
生地の伸縮で耐久性+保温性が大幅アップされているのも、メリットその2になってきます。
あとキックバック(復元性)の特性もあるので、シワが付きにくく目立たないのも魅力。
要件を満たせば家での丸洗いが出来ることも追記しときます。
ジャケットカーディガンはここまでにして、ボトムスに移ります。
展示会でより話題になっていたのは↑コチラのほう。「ワイドタック トラウザーズ」。
今回がデビューになりますNEWモデルのボトムス。以前までの細身イージーパンツから一転。
タックまで入れたゆったりワイドシルエットなのがとても新鮮、いや意外な提案でした。
タック・プリーツ入りのスラックス風はよく見かけますが、それがイージーパンツ仕様だと
絞られていきますし、ベルトループまで付いたとなると更に少ないのかと。
ユニークな着眼点から出来上がったというのが私なりの見立て。
腰周りのデザイン&全体のシルエット把握のため、↑のようなタックイン姿で撮影してますが、
スポーティにスニーカーなんかと合わせる向きが、まずは良さそうな気がします。
クラシックなアイテムをラフに組み合わせる的な。
クリース(折り目)も2~3回穿けば取れていきますので、扱いやすくなるはずです。
単品ごとの使い方だと、↑こんな感じをイメージしています。
ヘリンボーンと言っても柄がくっきりしてはいませんので、色とか柄物でアクティブに攻めてみたいですし、
自然とひだ=ドレープが出やすい質感でもあるので、ゆるっとしたトップス&ボトムスとの
相性の良さが期待できます。次回のコーディネイトページ更新をご期待ください。
ここまでFLISTFIAの「ジャケットカーディガン&ワイドタック トラウザーズ」をお送りしてきました。
ご好評アイテムの完全なリピートでしたら、『生地更新、以上』で終わってしまうところ、
今回はボトムスの新規参入というトピックがあり、少々熱っぽくなってしまいました。
新しいデザインも然ることながら、“チャコールグレーのヘリンボーン”にも思い入れが強く、
私は長いこと《最も高パフォーマンスを発揮する色・柄》だと信じています。
店頭・onlineでその秘訣をお伝え出来ればなと。
上下での共地アイテムの良さは単品を軸にして活用しつつ、時々はお揃いという、
『隙あらばセットアップ』(?)を楽しめるのが魅力ではないでしょうか。
それぞれがブランドの秋冬コレクションを象徴しているアイテムです、
改めてご覧になってみてください。
宜しくお願いします。