GUY COTTEN “Isoder Jacket”
GUY COTTENの「Isoder Jacket」をご紹介します。
ここ数日音沙汰が無く恐縮です・・本調子でなかった上に、打撲と筋肉痛も併発したもので。
特に事故ということではないので、単なる疲労や自爆?から来るものでしょう。
年末、皆さんもどうかご自愛ください。
筋肉痛ついでに言いますと、自分はまだ翌日に痛みが現れます。なんとか・・
年取ると2日後にやってくるなんてのは迷信で単に運動不足、
普段からハードにやってないことの裏返しなんだとか。
そういう意味でトレーニング不足ということはないんでしょう、おそらく。
まぁ油断すると怪我するのがオチなので、無理のないプレーを心がけたいものです。
エラシコは危険・・
about 「GUY COTTEN Isoder Jacket」
最後に大物を残すのみと思っていたブログですが、中ボス?を未紹介だった模様。
よってフランスのマスターピース=ギ・コッテンさんを取り上げます。
『えっ、初めて見ます。コレって“謎”ブランドですよね?』と思われた方。
大丈夫です、今からエキスパートを目指しましょう。最初は誰もがビギナーですから。
エキスパートになれるかはさておき、展示会で久しぶりに再会したとき
気持ちの高ぶりを抑えられませんでした。
傍から見れば気持ち悪いですが(・・)、周囲に人目はなかったので問題ありません。
2012年以来の登場になりますギ・コッテン。どれ位の方が覚えているでしょうか?
まぁとりあえず↑のバナーから記念すべき初投稿へ飛んでみてください。
メインラインナップになります「イソーダージャケット」。
慣れ親しんだモデルということで、今回もコチラでお願いしてみました。
汎用型フーデッドジャケットと言えるモデルは、もともとの成り立ちでもある
漁業関連のプロフェッショナルウェアを、タウンユースでも着やすいように
アレンジしたシリーズです。
本来の用途&ブランドカラーはイエローなんですが、アグレッシブな黄色(?)は
少々難易度が高いこともあるので、今回はグリーンをセレクト。
この感じですとグレー×グリーンの例えが正しそうです。
以降『グレイッシュ・グリーン』としてご覧ください。
雑な描画で恐縮です・・「イソラテック」を分かりやすく。
バブアーのワックスコットンやマッキントッシュのゴム引きに限らず、防水系ウェアには必ず
アレが付いているはずです。ベンチレーションの丸穴=換気用の鳩目。丸型の金具ですね。
中の湿気を逃がす、とても大切な役割を果たすディテール。
ギ・コッテンさんは防水ウェアなのにそいつはございません。なぜか?
自分らの特許=イソラテックに自信があるからなんだと思います。
↑の胸~肩~背中にかけて2層になってまして、間に発泡シートが挟んであるのですが、
それに湿気から出る水滴を防ぐ効果があるんだそう。吸水シートのイメージでしょうか。
ベージュの枠内がイソラテック対応部分ということになります。
今どきの先進技術と比べると分は悪いかもしれませんが、開発当時は画期的な
技術だったモノがしっかり定着したからこそ、ロングセラーになったんだと。
“アナログなハイテク”の魅力に触れていただければと思います。
お約束の「マジックフード」姿。
イソラテックとの2大特許になるので、ここだけは押さえておいてください。
各箇所のドローコードを引っ張ってフィットさせる、“ヘルメットフード”と言えるアイデア。
プロユース気味で使いたい方はもちろん、突然の暴風雨に対しての備えとしても効果てき面。
いざという時に出番がやってくるでしょう。きっと役に立つ。
このフードも少なからずアップデートされているようで、↑のベージュで囲った部分、
キャップのツバ的な薄いプレートが内蔵されています。
おそらくクリップ式ヘッドライトの台座用なはずですので、
新しく加わったディテールとしてお納めください。
ご紹介してきましたGUY COTTENの「Isoder Jacket」。
私としてもまさかの2回目になったのは、前回の反響の大きさが強く記憶に
残っているからです。3日で姿を消したミラクル・・
さすがにあの時のキセキ再びなんて思っちゃいませんが、日本で普及させるのに
ひと役買えればくらいの覚悟で、長く付き合っていくつもりでいます。
フランスはもとより、アメリカやカナダの北米でも抜群の知名度を誇っていることを
耳にしました。
インスタの反響も海外の方が多かったので、認められているということだと思います。
モード系ブランドとのコラボもあるらしく、ファッショナブルな立ち位置なんだとも。
とは言え50年以上親しまれているフランス発の老舗ブランドのお品。
当店としてラブルール辺りとの親和性をそこかしこに覚えます。
幻のブランドが念願かなって復帰を果たしました。
皆さんでその帰還を祝っていただけると何よりです。
それでは宜しくお願いします。