EEL Products “Aurora Man Coat 4.0”
EEL Products “Aurora Man Coat 4.0”
EEL Productsの「オーロラマンコート4.0」をご紹介します。
先月だったかその前だったでしょうか。
出張のついでに盟友?同胞?のお店に立ち寄った時の出来事。
営業中のお店ですのでチーッスと言いながらドアを開けても、先客のご贔屓さんはいらっしゃいます。
渡したいブツだけ渡して店内を徘徊してましたところ、なんだか熱い視線が。
『時々見ています!動いている姿、初めて見ました~』とのお声掛けを頂きます。
なるほど、そういうことでしたか・・
えぇ確かに実在の人物、大幅な修正ナシ?で掲載していれば間違えようもありません。
身内感をかもし出しつつ、軽めの営業トークを織り込みながらその場を後にしました。
オープンしてからだいぶ経ちますので、同傾向のショップさん界隈では
多少は知られているということなんでしょう。直接顔を合わせるなんてすれば、より実感もこもります。
これを契機にもっと積極的なSNS更新でもしようかなと、一瞬だけ思いました。
頻繁な会食の様子やハッシュタグのみの投稿が飛び出し始めたら、アイツ魂売ったな・・と
思って頂いても。いや、そういうことはまずないので今後も変わらずご愛顧ください。
ヘビーアウターの真打ちが12月の紹介になり、たいへん恐縮です・・
今週末すげぇ寒気がやって来る予報ですので、タイミングを見計らっていたということで。
EEL Productsさんの定番アウターと言えば、先述の「オリオンコート」とこの「オーロラマンコート」が
揺るぎないロングセラーなのは、ご存知の方も多いかと思います。
当店もリリース直後からご用意しているので、付き合いの長いスタンダードアイテム。
基本スタイルは継続してくれているので、私も安心感を持ってながめる事の出来るコートですが、
毎シーズンよい方向にアップデートされているのも楽しみな部分。
それでは“4.0”を見ていきます。
“極寒のアイスランドでも耐えられるコート”のフックは現地で実践済みということで、
昨年も大きな反響を呼んでいました。絶景でたたずむオーロラマンコートの姿。
今季はそこからひと回り以上アップデート。
おなじみの肉厚ヘビーツイルに裏側のふかふかボア、そんでもって・・後述。
EELのフラッグシップモデルらしい、贅を尽くした防寒の限りです。
生地の特徴は先方のページに詳しく掲載されていますので、そちらでご覧いただくとして、
これだけの肉厚さがあっても生地の流れ・やわらかみが出るのは素直に感心します。
↑この辺りは近年のEEL製品ではデフォルトになりそうなディテール。
“マイクロスエード”の効果的な実装だと思います。
ナイロンやコットンの袋地に比べれば保温力は格段に向上しますし、
乾燥しがちな指先には、このなめらかな肌触りは大変助かります。
我々だけでなくモバイルにもそれは言えて、こまかなキズも付かないしスエードの摩擦で
ポロっと飛び出さないなんてのも、ありがたいところになるでしょう。
↑これは本家には掲載されてない画像なので、有用な情報だと思います。
ここまでする!?の“袖裏キルティング”。
『ラベン〇ムを腕に巻いた』はチト大げさな例え方でしょうかね?
フードの先から裾まで、隙間なくびっしり縫い合わせるのも大変な作業ですし、
トゥーマッチな袖のキルティングも、二輪車のハンドルを握る腕には
天使のように思えてしまうのは、着用時の私なりの見立て。
EELさんの力の入れよう、この裏返しからも感じていただけるはずです。
二輪車ついでで思い出したのは、こんなところまでカバー出来るところ。
フード先に付いた“ひさし”の有効活用。
おそらく上段のように、折り返してあるまま袖を通すのが通常使用の限りです。
意外とひさしは長いので、そうでないと収まりはあまり良くないかと。
ただこれを“耳当て=イヤーマフ”だと捉えれば?
この生地とデザインだからこそのご提案、思いの他役に立ちそうです。
私としては『ネックウォーマー+イヤーマフの一体型』と考えてまして、
かぶることが少ないフード活用法としてはスッと納得いただけるであろう、
そのように思っています。
Version 4.0を迎えた「オーロラマンコート」、いかがでしたでしょうか。
ブランド側でもコレクションの顔になるフラッグシップモデルと位置付けてますし、
言い方を変えればハイエンドモデルとして企画されたのは正しい見立てです。
とにもかくにも“自分たちが自信を持って製作したアウター”、そこは間違いありません。
本来のコート+ネックウォーマー+イヤーマフの「三位一体」からなるオーロラマンコート、
その評判をぜひ体感してみてください。
宜しくお願いします。