Yarmo “Officer Pants”
Yarmoの「オフィサーパンツ」をご紹介します。
全く関係のない話ですが、花粉症というのはいつまで続くのでしょうか?
例年ならほぼ一か月分のケース(28錠入りを1日1回とする)を買えば、
飲み切る頃には治まっているなんてのが相場でした。が今年は・・
結果、初の追加購入に。
『カラダの不調は気合で治す』を信条にしていますが、花粉と頭痛は別枠。
メディシンのありがたみを知る今日この頃。
換気の良すぎる?店内がいけないかも知れません。。
それでは2017春夏ヤーモのトリを飾るアイテム=“オフィサーパンツ”を見ていきます。
『股上深め(ハイウエスト)・タック入り・ワイド寄りなシルエット・・etc』
で挙げられることの多い、最近のボトムス事情。
5minutesでもご用意が出てきているので、それ相当のトレンドなんだと思います。
トレンドとは言っても全くのお初・見たことありませんということは少なく、
どこかしらからソースを引っ張ってくるのが世の常。
ヤーモに関してはミリタリーやヴィンテージをベースにしていますが、
↑のオフィサーパンツもそのひとつになってきます。
『2ボタン付き幅広ウエストベルト&イン2プリーツ&シンチサイドで調整』
という、古式ゆかしきクラシックディテールにグッと来る、オフィサーパンツ。
ほぼ同仕様のヴィンテージブロードアローものから推測するに、
おそらく50年代に作られていたボトムスがベースになっていることでしょう。
当時のモノをそのまんま復刻ということではさすがになく、
ベルトループをつけたり(サスペンダーボタンの代わりっすね) 太さを調整したり、
生地のグレードを高めたりと、モダンにはきやすくアレンジしています。
モノホンだと映画衣装?感が強いので、ニュアンスを汲んだ提案ということになります。
流麗なシルエットも素晴らしいですが、『この腰周り見覚えあるな』の方はご明察。
そう、“グルカパンツ”を彷彿させるあたりが憎いポイント。
グルカに関しては数年に一度取り上げてますが、当店でもたま~にご用意している
接点の多いボトムスのひとつです。(ラス1なアイテムもお忘れなく)
ただ今回は『グルカを思わせる』がミソでして、
ディテール的にはそれっぽさを取り入れつつ、イキ過ぎないように留めているのが
好感を持ちやすい、そのような感想を抱きました。
無理なくはけるスラックスに、強めのディテールをしのばせるバランス加減。
ヤーモらしいアレンジだと見ています。
せっかくのプリーツ&2ボタンものなので、トップスはタックイン。
レングスも靴にしっかり掛かるワンクッションで、というのが気分ですが、
そこは無理せずお好みで。アズ ユー ライクで結構かと思います。
ロールアップもラインがきれいに出るので、意外とこっちでも良さそう。
サイズ感からしますと、もともとベルトレスではくスタイルだったボトムスなだけに、
気持ち程度ヒップ周りは小さいかと思います。
となると女性陣の着用も視野に入ってくる。
時々出ているらしい女性誌への掲載、切に願っております。。
↑トップの画像で紹介してますが、ヤーモの“Admiralty・アドミラルティ”コレクション
としてリリースされた、今回のオフィサーパンツ。
ミリタリー(ここでは『海軍』ですな)シーンに則ったアイテムの提案は、
熱心なフォロワーからも拍手を送られるアイテムが多いように思います。
そのひとつにコチラのボトムスも挙げて頂ければと。
第2・第3のスタイリングに期待しながらご覧になってみてください。
宜しくお願いします。