EEL “Auroraman D Coat”
EELの「オーロラマン Dコート」をご紹介します。
入荷以来こまかく取り上げることはなく、とうとう11月も下旬に差しかかろうとしていますが、
多少の引き伸ばしは必要だろうということで、本日を迎えています。
もういい加減放置出来ないよね・・という内なる声も聞こえている中、
機が熟したということでお伝えする、コチラのアイテム。
この書き出しの流れ、なんか見たことあんな?という方はご明察。
なるべくコンパクトになるよう進めていきたいのですが、はたして。。
ということで本編に入っていきます。
「EEL初のダウンジャケット」という触れ込みで、今季のコレクションでも
強くプッシュされていた↑のアイテム。
店頭には9月末に届いていた記憶がありますが、アップして以来、
反響の大きさを実感しています。
冬のアウターとしてロングセラーを続けているアイテムに、
“オーロラマンコート”というのがあるわけですが(もう5年も経ちますか・・)、
定評のあるアウターをベースにしたことで、
新しい定番になるのを念頭にしたのが、今回のD=ダウンシリーズ。
来期以降も続く(予定)ということもあり、トライアル的な意味も込めて
ラインナップさせてもらいました。
商品ページのテキストのほうで、熱い思い入れを箇条書きしていまして、
目に付いたスペックを挙げさせてもらいました。
破れや耐火に優れたロクヨンクロスと、ステッチレスな縫製で仕上げた
“ノンキルト加工”ということで、思いも寄らないアクシデント
(ここではたき火で穴が開くとか、中からダウンが出てくるなど)
を見越した仕様は、オーロラマン Dコートの一番の魅力でしょう。
その他おなじみになったマイクロスエードのポケット袋地や、
見過ごされがちな2ヶ所に“サーモライト”を入れてある辺りは、
(ここは率直に感心しました)
個人的にも気に入っているディテールです。
ダウン以外も抜かりなしという姿勢には、好感をお持ち頂けるはずです。
ページのほうでノータッチなところのみを補足していきます。
“止水ジッパー”の件(くだり)は文中でも触れていますが、興味深かったの
その先の↑スライダーの部分。
持ち手のところがラバーで巻いてあるのに加えて、
バネが内蔵されたスライダーなことでブラブラせず、
ピタッと収まりが良い方式です。
書いている本人も?なところがあるので、実物でご確認の程を。
ダウンジャケットのメリット・デメリットは様々あると思いますが、
デメリット面で挙げられるのは『気軽に洗濯できない』、
そこは思い描けるでしょう。
“ベルクロで着脱出来るマイクロスエード製のネックパーツ”
と書き出してあるように、↑が取り外し可能な別布の拡大図。
汚れが付着する襟裏に別パーツを持ってくることで、
ご自宅で洗えるのは何とも嬉しい限り。
ダウンを頻繁にクリーニングすれば、羽の反発力が落ちていってしまう事例を
最小限に留める気配りとして、このパーツ分けにはたいへん感心しました。
何部か用意してあった、『about オーロラマン』的冊子から抜粋。
最新のジャケットにならい、ダウン&フェザーは丸くパッキングされたものが
内蔵しています。
こうすることで中から羽が飛び出してこないことはもちろんのこと、
羽そのもののヨレや偏りを予防するためのものです。
もともとキルティングでない縫製に加えて、見えないところでも気を抜かない指定で、
冊子の表紙に書いてある、
「AURORAMAN COAT AS LONGTIME FRIEND」
を実践しているあたりは、別途触れておくべきところでしょう。
冊数が残り1部ですので(・・)、こちらも店頭でお確かめください。
↑のような感じで、スタイリングの撮影などを進めてみましたが、
着丈の設定からするに、カバーオールやジャケットの上からでも、
バランスは悪くならないかと思います。
後日気が向いたら更新・ご連絡しますので、しばしお待ちください。
冗長になり過ぎないようにはしましたが、オーロラマンDコートの回、
いかがでしたでしょうか?
当店でのダウンアイテムの取り扱い自体、かなりのタイムラグがありましたが、
単に頃合いの良いモノを見かけなかっただけで、
タイミングさえ良ければいつかという思いはありました。
暖めすぎて忘れかけていたところであっただけに、
しかるべき適切なタイミングでの出会い、そんな感じかもしれません。
お求め頂けたN君曰く、
『MやDのダウンって、なんかスゴイことになってたんですけど。¥が・・・』
ということを鑑みても、値頃感というのも正直あろうかとも。
ご紹介が遅れていましたが、ようやくご案内できたオーロラマンDコート。
今日の投稿が何かにお役に立ちますように。
宜しくお願いします。