spring court(スプリングコート)特集

2016.05.09
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~ Essai personnel   『spring court/スプリングコートを洗う日』 ~




           “永遠の定番”としてご紹介している、5minutesでもお馴染みの『spring court』。
           数多くのミュージシャンやアーティストに愛された逸話も多い、フランスの誇るスニーカーブランドです。

           そんな洒落たエピソードはさておき、今回の特集では愛好家である私自身の思い入れを、
           勝手気ままにつづる極私的エッセイとしてお送りしたいと思います。

           題して、「 ~ Essai personnel ~  spring courtを洗う日 」。

           どうぞお楽しみください。

プロローグ

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本題に入る前に、spring courtとの出会いについてお話しします。

もう10数年前の事ですので記憶があいまいではありますが、初めて目にしたのは某セレクトショップで働き始めた頃だったような気がします。
当時の先輩が入荷したばかりだった白のspring courtを、「どう?」と言わんばかりにM-65の軍パンに合わせて出社して来た訳なんですが、まだその頃の私はキャンバスのスニーカー自体に無頓着で、「何なんですか?その野暮ったくてダサいのは?」
と聞いたような記憶があります。

恐れを知らぬ年齢でした。


とは言うものの意外と社内でも履いている方が多かったり、接客の為に必要なウンチクを調べたりしていくうちに、
ミュージシャンやアーティストがこぞって履く靴
という知識が刷り込まれていきました。
どうもこの靴がとんでもないモノかも知れない!?という認識に、少しづつ捉え方が変わっていったような気がします。

その後にスーツの販売担当になるよう言われてましたので、正直なところ『repetto』の方が良かったのですが、残念なことに取扱いはありません。
“ドレススタイルで履ける白い靴”の選択肢はspring courtしかなく、消去法的にそこに落ち着いてしまうんですが、
コンバースを持っていない私にとっては、ある意味必然の出会いとなる訳で、今となっては良かったのかもと思い返しています。
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洗濯日和

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有名人が着用、あるいは70年前の当時からほぼ変わらない製造法、と言った有益な情報は他のサイトでご覧頂くとして、ここでは愛用者が語る取扱い方法(=洗濯編)について述べます。

上の様に書くと、「洗い方にも秘密があるのでは?」と思われるかも知れませんが、全く何もありません。紐と中敷きを外して洗濯機に入れる、ただそれだけです。

快晴の日を選んでまとめて一気に洗い心おきなく干すという、さして難しくも何ともないシンプルな作業を、数か月に一度行っています。
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強い陽射しの下で干した布団やベッドシーツにもぐって、太陽のにおいを吸い込んだ時のあの心地良さと言ったら...
皆さんに共通する経験かと思いますが、spring courtを洗うのも似たような作業だと思っています。
それまでに付いた汚れをジャブジャブ洗って落とし、きちんと乾かして気持ち良く履く。キャンバススニーカーと言っても大げさに考えず、Tシャツやデニムと同じように扱うのが、綿100%プロダクトの正しい取扱いのような気がします。

普段積もり積もってしまったストレスと汚れを、何も考えないでリセットする時間に充てる。サッカー以外でのストレス解消法のひとつとして、隔月で実践中です。

ご提案

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よくspring courtをお持ちの方に聞かれるのが、「あの紐の長さ、どうにかならないの?」という質問です。

靴のサイズによって紐の長さを変えるという、日本人好みのホスピタリティをこのブランドに求めてはいけません。これもきっとフランス流のエスプリのひとつ。

そこで対応策として、私自身が実践している結び方をご紹介します。好事家の間では、俗に『ベルルッティ結び』と言われているやり方です。キャンバスの平ヒモで行うのでエレガンス感には欠けますが、それでも長さ解消にはなるはずですので、参考にしてみて下さい。
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簡単にお伝えすると、「蝶々結び(蝶結び)を2重で行う」ということになります。

文字で記すのは大変面倒なので(…)省略しますが、ポイントは②と④です。
普段の蝶々結びをもう一回余計に繰り返す、と言えば想像が付くのではないかと思います。およそですが、3~4cmはショートカットが可能です。

どうやっても無理、出来ないという方がいらっしゃいましたらご一報下さい。

エピローグ ~ 最期に ~

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時々、「よくもまぁ飽きもせずに履き続けてるよな、同じ靴(ブランド)を」と我ながらに思う訳です。
白いキャンバスシューズと言えば、一般的には“春夏”に履く靴のイメージですが、自分にしてみれば特に季節などは関係なく、色違いも含めれば年間の3分の2以上は履いているでしょう、おそらく。

これが自分自身のスタイルです、なんておこがましくも言えたものではないですが、毎日袖を通す制服が、たまたまボーダーとspring courtだったという事でまとめておきます。
好きな音楽や映画と一緒で『理屈じゃなくて感覚(フィーリング)』が合った結果、こんなにも長い間、spring court熱(?)に浮かされ続けているんだと思っています。
ここまで来たらとことん突き進みますよ、フランス道を。

そんな決意表明を胸に、これからも青空の下を歩いてきたいと思います。

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