LE LABOUREUR “Chemise Artiste”

2022.04.21 / アイテム

LE LABOUREUR(ラブルール)スタンドカラー ロングシャツ(ホワイト)

LE LABOUREUR “Chemise Artiste”

 

 

 

LE LABOUREURの「スタンドカラー ロングシャツ」をご紹介します。

 

 

 

あまり流行りモノに手をだす性質ではないですが、最近は《ロカボ》にご執心。ナッツ食ってます。

 

 

デスクワーク他の眠気覚ましですと、コーヒーとかタブレット菓子とか諸々あります。

色々と試してみる中で最近ハマっているのが素焼きナッツ。

ボリボリ噛み砕くことで一時的に眠気は飛び、おまけに何かが身体に良いらしい。

詳しく調べもしてませんが、マイブームと言って差し支えないでしょう。

 

もともとナッツ系は好物なのですが、ハニーとかソルトなどの舶来ストロングスタイル(?)は

少しずつ受け付けなくなっていました。で最近のスーパーにおけるロカボコーナーの渋滞ぶり。

素焼きナッツに目覚めさせてもらった次第で。ミックスナッツ沼?へようこそ。

 

 

ただそうは言っても食塩なし・オイルなしの4種類ナッツです。正直言えば物足りない。

そこで超ジャンクなバターピーナッツを混入して自主的アレンジ。これで味は整いました。

 

それもうロカボじゃないよね・・ 何て返答しようか考えています。成分微調整系?

 

 

 

 

 

LE LABOUREUR(ラブルール)スタンドカラー ロングシャツ(ホワイト)

 

 

 

 

それではラブルールさんのシャツを見ていきます。

 

 

当店におけるラブルール、長年《モールスキンのカバーオール》を前面に推してきました。

突出した需要があればそれにお応えする、まぁ当然のこととしつつ内心ではこうも思います。

日本でうちにしかないワークパンツや、なんじゃこりゃッ?なアイテムもあるのに・・』

 

私の念願が少しだけ叶った新展開。後者の“オールドシャツ”がやって来ることになります。

 

 

 

 

 

LE LABOUREUR(ラブルール)スタンドカラー ロングシャツ(ホワイト)

 

 

 

 

プルオーバー=カブりのワークシャツということで、元来は《スモック》として扱われてた

モノなのは間違いないところかと。

 

いやこの形状からしますと、《グランパシャツ》のほうが的を得たご説明になるでしょう。

近年のビッグシルエットの流行で息を吹き返したミリタリーシャツ。

前立てのデザインなどに共通項を見る方は多くいらっしゃるはずです。

 

 

ただ凡百のグランパ勢と一線を画しているのは、やたらめったら入れている「プリーツ」の面々。

ギャザーと呼ぶには大ざっぱ過ぎるひだ・しわが所狭しと寄せられています。

 

簡素な作業着のはずなのに、こんな大げさなことをするなんて・・

その発想こそフランスのエスプリを表わしているんだと思うのですが。

 

 

 

 

 

LE LABOUREUR(ラブルール)スタンドカラー ロングシャツ(ホワイト)

 

 

 

 

昔ながらのワークシャツだと思っていたモノを高尚な存在に格上げしたのに、

裏ネーミング的な品番名も関係してきます。

 

Chemise Artiste

“アルティスト”って言葉だけで私などは心躍るわけでして。

 

 

当時の写真や画像を検索しきれてないのであれですが、パリのアトリエで駆け出しの

画家や彫刻家が着てたイメージが沸々と湧いてきます。

 

それが白い生地だったかは分かりませんが、ワークシャツで芸術家気分に浸れるのも

ユニークな提案ではないでしょうか。

 

 

 

 

 

LE LABOUREUR(ラブルール)スタンドカラー ロングシャツ(ホワイト)

 

 

 

 

アーティストのシャツと言っても、生地や縫製はワークシャツ マナーのそれ。

大味感のある仕上がりにらしさを覚えます。もちろん褒めのコメントです。

 

 

《シーチング生地》ということでお伝えすると??な方がいらっしゃいます。

ここはひとつ分かりやすく、『これ“テーブルクロス”じゃありませんか・・?』にしときましょう。

商品の解像度を上げるための苦肉の例え。

 

今どきアパレルのオックスフォードとかタイプライターとは対極に位置する

ゴワみや厚みがある生地だからこそ、経年変化の美学を味わえると思います。

肌触りが悪い?ガチな作業着なんだから当然よと。

 

まぁ素肌にビタっとしないようなオーバーサイジングの作りなので、

そこまで着用感に影響はないはずです。恐れずに袖を通していきましょう。

 

 

 

 

 

LE LABOUREUR(ラブルール)スタンドカラー ロングシャツ(ホワイト)

 

 

 

 

相性を考えれば愛用のジャケット&パンツを組み合わせるのがベストです。

『大将、仕事帰りかい!夜勤お疲れさん~』的な工員コメントを言われようとも・・

 

ただ私もこういったスタイルを好んでウン十年。着こなし方の知恵はそれなりに備えています。

ワークなノリ以外でのスタイリング提案にご期待くださいませ。

 

 

 

 

ここまでLE LABOUREURの「スタンドカラー ロングシャツ」を紹介してきました。

どんな印象を抱いていただけたでしょうか?

 

 

ヨーロッパ各国でグランパシャツに類するモノは多々あり、最近の隆盛ぶりが言われています。

日本ですとミリタリーシャツとして出回っていることから、そのほとんどが『簡素な丈の長いシャツ』、

そんなイメージで固定されがちなのかと。

 

ラブルールさんのコチラもそちらにカテゴライズされつつ、ワークシャツらしからぬ手間を掛けて

しまうあたり、“クチュール”で語られるお国柄が漂ってくるように思うのが私なりの見立て。

 

イチからフランスメイドにこだわる愛すべき頑固者(?)。

深遠なユーロワークウェアの世界をお楽しみください。

 

 

それでは宜しくお願いします。

 

 

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