みらい。
この前の休みに、市内(旧町内)に新しくできた、
「みらい」に行ってきました。
「みらい」というのはリンク先にあるとおり、多目的センター(ホール)の
愛称のことで、ギャラリーやホール、図書館からカフェスペースまで
併設された複合施設ということです。
図書館がメイン?の施設だと思いますが、
公共の施設としてなかなかどうして。
思った以上にサービスが良く、非常に好印象を受けました。
まず、田舎では考えられない夜8時までの開館という、
比較的遅い時間までの営業体制(それでも普段は行けませんが...)に、
10万冊以上の蔵書の数、くつろぎの読書スペース(イスとかソファーのことです)に、
インターネットも使えちゃいますスペースまで、
僕にとっては至れり尽くせりな、充実の図書館です。
おまけに新しい図書館ということで、手垢が付いた重厚な(?)本ではなく、
かなりの部分が新書の状態というのも新鮮でした。
もう普通の本屋さん並でした。
さらに心ときめかせてくれたのが、一体これは誰が選んでいるんだ?!な、
CDセレクションの数々。
今まで見てきた図書館ですと、CDとかDVDなどはおそらく個人の方からの
贈呈とか寄付だったと思われますので、
へんてこな「ジャズ・セレクション」やら「各地の民謡」、
何年前か分からない「みんなのうた」など
ある意味ヴァラエティ-に富んだ、借りるものがないところが多かったんですが、
今回の図書館は...
けっこうイケてました。
明らかに新しく買ってきたものですが、
「ベイカーブラザーズの3枚目」
「カエターノとガル・コスタのデビュー作」
「真夜中2時過ぎに聴くオウテカ」
が置いてあるという、とても普通の図書館とは思えない
CD棚のセレクションです。
どういう人がこれを買ってきたのか、
その人がカウンターに座っている女性職員の方なのか、
非常に??な出来事でした。
でも、良い意味で充実なCDコーナーを展開しているので、
これは足繁く通いそうな感じです。
遅い時間に行ったのでゆっくりは出来ませんでしたが、
本を眺めて過ごせる時間をなんとか捻出して、
また来てみたいと思わせる施設でした。
で、結局本の方で借りたのは...
2009年下半期、5minutesランキング第1位確定の名著。
以下本文より抜粋。
『代表チームが抱えている問題は、
サッカーをするチャンスを一度もつかんだことがないこと。
残念ながら、毎度同じ言葉を聞く。
「絶対に負けられない戦い」というやつだ。
だから、どの試合も戦術先行になる』