spring court(スプリングコート)今昔
一見すると何も変わってないspring court(スプリングコート) ですが、
年々進化しているんです。
箱が。
でもって数十年前のデッドストックなど持ってませんが、
10年前くらいのものでしたら家にありましたので、
今日は少し比較したいと思います。
①箱がスライド式→フタ式に変化
丸い穴つきのスライド式の旧型から、フタ式になりました。
幾分サイズも微妙に大きくなり
「良いもの入ってそう」
感が強まりました。
②薄型でスタイリッシュに。
丸っこい鈍くさい形から、薄く細長く進化。
MINIクーパーが変わったときのことを思い出します。
「都会に染まっちまったか、おまえも...」。
底の4つ穴はかろうじて残っています。
③お品書き(?)がボール紙に
同梱されている製法証明書とでも言うべき
「お品書き」
が、わら半紙のような茶色からボール紙の白へ。
昨日まで古着だった彼が、
今日からクラシコ系スーツへビシッと様変わりしたようです。
④4つ穴追加
取説的役目のリーフレットに伝統の4つ穴が出現。
ミニ四駆を削って削って軽量化した記憶が
思い返されます。
ページの並びが微妙に違うのは、どうでも良いようです。
⑤抜かりなしなディテール
こういうの泣かせますね。
靴本体につくリーフレットに4つ穴開けてます。
色も緑→ベージュへ。
時々穴が思いっきりずれてたりするのはご愛嬌。
「ゴールさえ決めてれば良いんでしょ」、
ロマーリオのよう。
といった具合に少しづつですが、
新しさが追加されたspring court(スプリングコート)。
プライスが上がっているのは
何もユーロのせいばかりではありません。
きっと付属品にそれ相当に手をかけたからでしょう。
そんな風に思い直した2008年の夏です。