FUJITO “Long Sleeve T-Shirt”

2015.08.26 / アイテム

FUJITO(フジト) ロングスリーブTシャツ

FUJITO “Long Sleeve T-Shirt”

 

 

 

FUJITOの「ロングスリーブTシャツ」をご紹介します。

 

 

 

『なんか寒ーな・・』

今日の起き抜けそんなことを思い、分厚いモールスキンのジャケットに袖を通した

出勤前のひととき。

 

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

 

 

 

さてAcerTheaのデニム勢、お気に入りのB.Dシャツと、

ブランドのロングセラーアイテムのご紹介が続いていたFUJITO。

 

 

既にアップしている流麗なグリーンのジャケットもありますが、

まずはココからということでのロンTになります。

 

それでは以下こまかく見ていきます。

 

 

 

 

 

FUJITO(フジト) ロングスリーブTシャツ

 

 

 

 

コチラのロングスリーブTシャツ、過去数シーズン不定期ながらも

リリースが続いていたものでして、私も何度か見かけていました。

 

ただ自分の中の記憶では、春夏でのラインナップだったこともあり、

なんとなくそのユルっとした?佇まいから、見送ること数回。。

 

 

秋冬の展示会で見たソレは、当時の記憶を良い方向に更新してくれるもので、

食わず嫌いを反省しつつ、今季はきちんとお勧めしていきましょうと

気持ちを切替えさせてもらいました。

 

良い意味でじわじわと良さがにじみ出てくる、今回のロンTになります。

 

 

 

 

 

FUJITO(フジト) ロングスリーブTシャツ

 

 

 

 

ラグランスリーブのショルダーに切りっぱなしの裾、

襟元のガゼットステッチに背裏の切換えと、シンプルな提案に徹したカットソー。

 

↑でご覧頂ける範囲でも、『クルーネックのスウェット』然としたヴィジュアルから、

具体的にイメージを描きやすいはずです。

 

 

 

そんな中自分がいたく気に入ったのが、ベースになった素材の面白さ。

 

 

商品ページでも書いていますが、近いところで言うと

ワッフルや鹿の子を思わせる表面のタッチの不思議さに、

2色の糸を使ったドビー織りが、独特のメランジェ感を出していて魅力的です。

 

実際には凹凸のほぼない表面で、適度に伸縮も備えていることから、

硬い天竺カットソー特有の着づらさは皆無。

気兼ねなく袖を通せるのも大きなメリットです。

 

 

ドレス畑で育ってきた自分として、秋冬のスーツ地で多かった

“バーズアイ”とか“ピンチェック”に通じるところもあり、

妙な親近感を覚えています。

 

 

 

 

 

FUJITO(フジト) ロングスリーブTシャツ

 

 

 

 

久々にご登場の『フランスポインター』が指し示す部分、注目。

 

 

なんとなく撮影ながら、ひっくり返して眺めていて発見したところですが、

袖と裾の両脇に、しっかりと縫い固められた“カンヌキ”のステッチ。

 

ロック掛けのみの端部分ですと、繰り返し着ていくことで

びろーんと伸びたりくるんと丸まっていくのは、避けられない現象です。

 

 

そのストッパー的役割にあたるのが、このステッチ。

 

あるとないとじゃ後々の変化に影響していくだけに、

丁寧な縫製の裏返しとして、気に留めておいて頂ければと思います。

 

 

 

 

 

FUJITO(フジト) ロングスリーブTシャツ

 

 

 

 

私からのウンチク的視点はここまでにしつつ、お伝えしておくべきポイントは、

やはり袖を通した後の“スタイリング”にあろうかと思います。

 

 

ロンTだけに小細工せず楽しんで頂きたいのですが、

その際には↑のようにガバッと袖をまくって頂ければと。

 

身頃のゆとりを持たせつつ、腕ぐりを細くしているのはこのためでして、

体つきを良く見せる点と、袖先が手首に落ちてこない点も、

お伝えするべきところとして挙げられそうです。

 

 

 

 

ここまでお送りしてきました、FUJITOのロングスリーブTシャツ。

 

 

確か昨年、直営店のほうでトライアル的に販売していたそうですが、

思いの他手に取る方も多く、準定番的な位置付けとして

コレクションに加わった、そんな話を聞きました。

 

ご用意させて頂いた当店のほうでも、やはり感じ入るところがあったのでしょう、

早々サイズ欠けしてしまったあたり、お客さんからの良いご意見を頂けています。

 

 

一枚で着てもしっかりとした存在感もあり、

冬の寒い頃にはウールのインナーとしても、イメージしやすいロンT。

 

FUJITOの新たな一面として、どうぞご覧になってみください。

 

宜しくお願いします。

 

 

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