FRONTIERS。
MANIERA ~2015 Spring&Summer “FRONTIERS”~
ひと通りですが、MANIERAの春夏新作分、アップしています。
作業自体はだいぶ前に終わっていたのですが、毎度おなじみの物忘れ(?)により、
すっかりご紹介が遅れていました。。
今日のところも突っ込んだピックアップではなく、
店頭他でお渡ししている、↑スタイルブック(冊子)の簡単なご案内も絡めて
さらっと進めていきます。
表題にありますように、今季のテーマとして掲げているのが、「FRONTIERS」。
『1960年代頃の、アフリカ諸国や中南米へ旅するトラベラーズやビジネスマン。
昼下がり、近況報告も兼ねてしたためるエアメール。
異国の地から届く便りには、何が描かれているのだろう。』
一部脚色していますが、おおむねこのような限りだと思います。
春夏の提案で多い、開放的なリゾートスタイルとは異なり、
渡航先でのビジネスや会食、コロニアル風なホテルでの滞在といった、
旅先でのフォーマルな装いも意識したであろう、今回のコレクション。
個人的にはパッと浮かんだのが、
ジョン・ル・カレの原作を元にした映画=「テーラー・オブ・パナマ」。
あれはスパイものなので、落ち着いて余暇を過ごす感じではないですが、
登場人物の装いは、まさに今回のテーマに相応しいですので、
興味の有る方はどうぞレンタルを。
ということもあって、ご覧頂ける限りでもホワイト系(オフ・ナチュラル・ベージュ)のアイテム、
特にハットがキーアイテムとして取り上げられています。
ブラウンやキャメルが、秋冬から続くトレンドのようですが、
今シーズンはもう一歩踏み込んだトーンの提案のような。
真っ白ほどの清々しさではなく、落ち着きやフォギー=くすんだ感を楽しむ、
そういうところではないでしょうか。
アイテム個別のご紹介は、また後日に改めるとしまして、
パナマハットの類いはonlineの方でも、よくご覧頂く方も多いことから、
皆さん気にはなっているんだろうなと、
勝手に手応えを感じている今日この頃。
今日ご紹介してきた内容は、イメージフォトで構成されているブックでは、
特にお伝えしていない内容かと思います。
入手されたあかつきには、本日のブログをライナーノーツ代わりに読んで頂き、
より理解を深めてみてください。
宜しくお願いします。