EEL “Q-shirts”
EELの「Q-shirts」をご紹介します。
今日はほぼ一日中雨で、全国的にも悪天候だというのを聞きました。
業界的にも気温が下がるとシーズンインということで、
秋冬ものをご紹介しやすくはなります。
ただ当店をご利用頂けるお客さんの一部は、
店主の気質が反映してではないでしょうが、
“シーズンレス”を体現される方が多いように思います。
『そのうち着るんで早めに押さえてこ』的な。
歓迎すべき姿勢でございます。
前フリが長くなってきましたので、とっとと次に進みましょう。
その前に、EELの秋冬ものの新作第一弾ということですので、
この秋冬のテーマをお伝えしておきます。
コレクションのキーワードとして挙げているのが
「・美冬 ~BITOU~」なる言葉。
漢字どうりに捉えて頂くのはもちろんですが、
語感からも連想出来るように、
“微かに甘い”ほうとの、ダブルミーニングも掛かっています。
どういうのがビタースウィートなのかは、
今後の入荷で少しづつ明らかになるはずです。
で、この秋冬から初めてラインナップに並ぶ、↑のQ-shirts。
自分が聞いた限りでは、『究極のシャツ』から取ったネーミングのような。
皆さんそれぞれが思い描く、究極VS至高・山岡さんVS海原雄山等が
あろうかと思いますので、その限りで良いと思います。
EELの定番シャツ、“ランカラ”のパターンに近い感じではないでしょうか。
一番のポイントとして挙げられそうなのが、
やはりその色合い・柄合いではないかと。
ネイビーの濃淡(都合4色)で表したチェックの地に、ウィンドウペンよろしくな
ターコイズ寄りの鮮やかなラインを組み合わせたファブリック。
ネイビーonブルーの、言うことなしの絶妙な配色に尽きると思います。
オックスほどの生地の厚みではないですが
(どちらかと言えばブロードに近いと思う)、
コレクションテーマに通じる“微かな”起毛感があるので、
今すぐに袖を通せる&肌触りの良さというのは、感じて頂けるはずです。
季節が進めばアウターやニットのインナーで、
ヴィジュアル的な暖かみというのも期待出来そうです。
↑トップの画像でもご覧頂けますが、ステッチレスの襟で
ドレッシーなニュアンスを演出。
台襟もきちっと残してあるので、ジャケットなんかとの相性も良さそうです。
そしてこういう大判のチェックだけに、ポケットの柄合わせも抜かりなし。
(初見の時、ポケットないのかと。。けっこう精緻にやってくれてます)
チェックオンチェックというと、
タータンなどのブリティッシュ然としたものを連想しますが、
配色のトーンが落ち着いていてそこまで奇抜な鮮やかさがないので、
好感と共感を持って頂けるように思っています。
各ディテールの詳細は、該当ページのテキストも含めてご覧ください。
ざくっとお送りしてきたEELの新作アイテム、Q-shirts。
ウェアの方でも少しづつ秋の気配が漂ってきました。
とか何とか言いつつ、既にサイズも欠けてしまっていますが(・・・)、
立ち上がり時期のアイテムとして、どうぞご覧になってみてください。
宜しくお願いします。