Phenix×FUJITO “Vaper JKT”

2012.09.24 / アイテム

Phenix×FUJITO “Vaper JKT”(チャコールグレー)

Phenix×FUJITO   “Vaper JKT”

 

 

 

FUJITOの「Vaper JKT」をご紹介します。

 

 

 

既に数日前にはアップが終わっていましたので、

ご覧頂いている方も多くいらっしゃるかと思います。

 

店頭でもご来店頂いた方には、口酸っぱく?お伝えはしていることも

あるのでしょう、概ねご好評ではないかと個人的に思っているところです。

 

 

こちらのVaper JKT、ここ数シーズン続いています

「Phenix」さんとの別注企画にて誕生したアイテムでして、

こちらのモデルでは初のリリース(のはず)になります。

 

詳細ページもご覧頂きつつ、以下細かく取り上げていきたいと思います。

 

 

 

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Phenix×FUJITO “Vaper JKT”(チャコールグレー)

 

 

 

 

まず「Phenix」とだけ聞いて、ピンと来る方がどのくらいいるかは分かりませんが、

自分としては感涙もの(?)、そこまでいかなくてもかなり感慨深いものがあります。

 

 

Phenixは国内発のスキー・アウトドアウェアブランドの草分け的存在として、

1952年から続く老舗メーカーです。

 

自分の中では、由緒あるスキーウェアブランドの印象が強いのですが、

幼少時に行ったスキー場で、

『上手な人は皆フェニックスの白いウェアを着てる(?)』

なイメージを刷り込まれたこともあり、

なんとなく憧れのあったブランドでした。

 

 

現在でも、一般の競技者向けから本格的なプロユースウェアはもちろん、

登山やトレッキング、最近ですとINHABITANT等を

手掛けていたりもします。

 

それと忘れちゃいけないのが“KAPPA”。

80年代後半のカルチョから見始めたサッカー小僧にとりまして、

ここのロゴマークが付いたユニフォームは垂涎でした。

(DIADORA・lotto・ennerre辺りは、いまだにグッと来てしまう・・・)

 

 

 

話が脱線したので戻しますと、

そんなPhenix内でもいくつかのレーベルのようなものがあり、

その中の登山・クライミング向けラインナップが

『MARVEL PEAK(マーベルピーク)』。

 

ラインナップに連なるアイテムのひとつが、

Vaper JKTになるわけです。

 

 

 

 

 

 

Phenix×FUJITO “Vaper JKT”(チャコールグレー)

 

 

 

 

Vaper JKTの魅力は数多く挙げられるのですが、

そのひとつに“LEVEC(レヴィック)”があります。

 

 

このLEVICなるもの、一般のナイロンとは明らかに異なりまして、

20dハイゲージニットの3層レイヤー構造になるそうです。

 

簡単に言うと、

『ニットなので↑のように伸び、裏は透湿(湿気を逃がす)、表は耐水の3つの機能をドッキング』

ということになります。

 

 

一応数字で言いますと、

「耐水圧10000mm・透湿性10000g/㎡。20d(デニール)は、9,000m当りのグラム数。」

だとか。

 

耐水圧や透湿性を言われても何のことやら?ですが、

6SHiKiのBlowが1000d ですので、

その軽量具合だけでも参考にはなろうかと思います。

 

 

軽いうえに良く伸びて、おまけに水を弾くし蒸れない

ということになります。

 

 

 

 

 

 

Phenix×FUJITO “Vaper JKT”(チャコールグレー)

 

 

 

 

補足なんですが↑でご覧頂けますように、

バックパックを背負った時にムレないよう、背中と脇をメッシュで切り替えてます。

(4WAYストレッチトリコットメッシュという名前だそうです)

 

 

メッシュといっても、傍から見た限りでは全く分からないので、

分かりやすいようにわざとボーダーのカットソーの上から着ています。

 

中が無地のインナーであれば、右側のような見え方です。

 

 

 

 

 

 

Phenix×FUJITO “Vaper JKT”(チャコールグレー)

 

 

 

 

個人的には首元に見えます、

レーザーで貫通させた通気孔(穴)のディテールがお気に入りですが、

機能的なアウトドアウェアのセオリーどうり、

“フィットアジャストフード”で調整が可能です。

 

この、“ワンハンドアジャスタードローコード(片手で引っ張れて、簡単に絞れる機能)

は、フードと裾の両脇に付きます。

 

 

以前、『MAGIC フード』というアナログ寄り?な機能を持つアイテムを

紹介しましたが、頭に被って直に絞る以外に、

帽子やヘルメットの上からでもイケる構造になっています。

 

そういう視点だけではないのですが、山だけの用途じゃなく、

サイクリング用としても非常に重宝しそうです。

ランニング用というのも良いかも知れません。

 

 

 

 

 

 

Phenix×FUJITO “Vaper JKT”(チャコールグレー)

 

 

 

 

これも、なるほどーと納得したところですが、

”ベンチレーションフロントポケット”というディテールです。

 

 

要は、ポケットの袋地(↑の白っぽいメッシュ)がそういうことなんですが、

いくら透湿に優れている素材と言えども全部を全部、

外には逃し切れないもの。

そこでポケットのジッパーだけを開けば、メッシュ袋から湿気が逃げていきますし、

自然な換気も出来ることになります。

 

 

止水ジッパーを使っているだけに、

こういうひと手間は歓迎すべきポイントだと思います。

 

 

 

 

 

 

Phenix×FUJITO “Vaper JKT”(チャコールグレー)

 

 

 

 

最後に、これは忘れずにお伝えしておきますが、

こちらのVaper JKT、『MADE IN JAPAN』な品物になります。

 

 

このブログでは思想や信条的なものを特に記しませんが、

電化製品やスポーツ用品といった大量に流通しているもので、

某国製を始めとするアジアの国々で作ってないものってあんの?

というのが、今までの感想でした。

 

機能性が売りのものだとコストを考えれば当然なことですので、

自分が使うものに関しては譲歩はしますが、

お店でご用意して販売するものに関して、某国製はどうなのかと。

 

まぁ、つまらないこだわりです。

 

 

そんな心配はよそに、

こちらのVaper JKTはれっきとした日本製でご用意しています。

 

ブランドの姿勢というか心意気というか、何かこう筋が通っている感じで、

改めてFUJITOへの思い入れを強くした次第です。

 

 

 

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本来でしたら、2回に分けてお送りしようと思いましたが、

長い・重たい…等の意見を顧みず、

とりあえず書ききるようにしてみました。

 

あとコーディネイト的なものも撮ってみましたので、掲載しときます。

 

 

 

 

 

Phenix×FUJITO “Vaper JKT”(チャコールグレー)

 

 

 

 

アウター・インナー、双方で楽しんで頂けると思います。

個人的にはジャケットのインナー用途がお勧めだったりしますが、

いかがでしょうか?

 

(ハイゲージニットという要素が関係しているかは不明ですが、

このナイロン素材、ものすごく滑らかなんです。

↑右側で半袖Tシャツの上から着ましたが、

不快指数ゼロな、ストレスフリーな心地良さ”でした。)

 

 

 

当店のブログやホームページだと、文字数多くて読むのに大変だと思いますが、

そういう気質だとご理解頂きつつ、お付き合い頂けましたら幸いです。

 

宜しくお願いします。

 

 

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