SAINT JAMES “MORLAIX LOOSE II”
SAINT JAMES “MORLAIX LOOSE II”
SAINT JAMESの「モーレ ドロップショルダー」をご紹介します。
開店前に所用があってプラプラしていたのですが、観光の方の多さにびっくり。
桜が見頃のようなので、まぁこの人出も納得しつつ。
すれ違うのは9割海外の方。何かのニュースでお城の動員が過去最高と言ってました。
にぎやかなのは好ましいことですので、満喫していってもらえればと思います。
その余波を受け、看板を頼りにお店に立ち寄る海外の方が連続しました。
よくぞ階段上ってきたと感心しつつ、私はいつものようにオブジェとして直立(?)。
この陽射しと気温でしたので半袖Tシャツ姿、なんならちょっと日焼けしていますの中、
ご覧になっていたのは隅に隠したコーデュロイパンツ。
本場はやっぱシーズンレスなんだなぁと眺めていた次第で。勉強になります。
ん?オーストラリアって今が秋なのね・・そういうことですか。
気を取り直してセントジェームスさんの初登場品番=モーレ ドロップショルダーを見ていきましょう。
今回デビューを飾ったモーレのNewモデルですが、早い話↑に再掲したウェッソンルーズの
薄手生地ヴァージョンになります。似たバナーが続き恐縮です。
で英表記《モーレ ルーズ ツー》とあるのは、昨年レディースで先行していた事情があり、
満を持してのメンズサイズ。それをセカンドとしたのが今回のお品という訳で。
なんだかややこしい話っぽく聞こえますが、今季はメンズでのルーズモデルが全体で
本格解禁になるシーズン。私ともども皆さんも慣れていっていただければと。
セントジェームスさん本体では、ボーダーの品揃えが完全に無地と逆転しています。
オールドファンからすればあるべき姿に戻った2024年のカムバック。
とは言っても実際はまだまだ無地勢がやや優勢。少しずつの切り替えで良いでしょう。
そんな事情もあり、ボーダーと無地の2種類でご用意しました。
パッと見る限りでは黄色みのない生成り表記。純白ではないので、《オフホワイト》の認識で良さそうです。
TRIANON(トリアノン)は何を指してそう命名されたかは分かりませんが、宮殿の色調が
スモークベージュっぽい気がします。そう言われるとなんだか高貴さが現れるような。
中央線界隈に居住されてる方なら、『あの洋菓子屋さんでしょ?』 で親近感が出てくるはず。
私の場合はトリアノンだと言われれば《丸山》ですけどね。
ウェッソンのブラックだと5月初旬がリミットかもしれませんが、薄手のモーレならそこからが本番。
冷房や日焼け対策を考えると、もしかしたら半袖より効果的に思えてきます。
スタンダードなブラックでも、生地やシルエットの違いで印象が変わってくる好例。
こちらも比較対象になさってみてください。
ざっくりですがSAINT JAMESの「モーレ ドロップショルダー」をご紹介しました。
当店ですと隠れ定番として、モーレの7分丈を時々ご用意してきましたが、本体のラインナップが
乏しい・・こともあり、ルーズモデルの評判に便乗しています。
ウェッソン含め幅広モデルが話題を集めているのは、単にトレンドというばかりでなく、
今後の気温上昇を考えれば快適に過ごせる“開放感”、そこも重要になってきそうです。
生地が厚いか薄いか、ボーダーなのか無地なのか、レギュラーかワイドか。
選択肢が増えたセントジェームスさんの品揃え。ひとつでもお気に入りが見つかれば幸いです。
それでは宜しくお願いします。