FUJITO “Work Jacket《Michael》”
FUJITOの「ワークジャケット “Michael”」をご紹介します。
本日11月10日が「松本城の日」だと知りました。
調べると第2回目なんだとか。長いこと暮らしていて初耳的なところでしたので、
出来たばかりのアニバーサリーということなんでしょう。まぁこれから普及していくはず。
ということもあり、あの手この手で認知度を上げていく施策をやっている中、
限定ノベルティが作られたようなんですが、これがまぁ激渋というかなんというか・・
浸透するまでの道のりが険しそうな気配。。
とりあえずゆるキャラ出せばええねん!とは思いませんが、ある意味今後の
延び代というか向上が期待できるようにも思います。
写真には写ってないイラスト入りマグネット、逆に気になってきた・・
それではフジトさんのニューカマーを見ていきます。「ワークジャケット “Michael”」。
記憶はあやふやですが、確か昨年の春夏からコレクションに加わったかと思うコチラ。
それまでも軽く羽織れるジャケットは提案されていましたが、軸足をもっとブルゾンに寄せたモノ、
ミリタリーとは違うショート丈アウターという狙いは久しぶりです。
原点回帰を匂わせつつ違った切り口になったことが反響を呼び、継続してリリースされています。
トラッカージャケット、いわゆるGジャン。それもデニム生地ともなれば“3rd”型が圧倒的シェア。
フジトさんの↑も強いて言えば“2nd”なんでしょうが、それとは趣きを異にします。
デンと構えたフロントポケットは件のGジャンとは違い、実直な四角っぷりでカバーオールを彷彿。
さらにボタンが露出していない比翼仕立てなのも手伝い、ガチャガチャ感のないクリーンな印象に。
後ほどお伝えするであろう脇ポケットの存在も、フジトさんらしい意匠と言えるでしょう。
改めて見ていて思ったのが、『プリズナージャケット感あるなコレ』ということ。
70年代終盤以降のアメリカ・イギリスものでちらほら見かけたモノを思い出しました。
まぁ映画の中でマイケルがムショだったか工事現場だったか農場だったかで着ていた(全て虚ろ・・)
ジャケットがデザイン元です。そう見えるのはさもありなん。
補足ですとこのポケット、以前ご紹介したイールさんの「マッシュルーム ジャケット」と同じく、
“マチ幅”を設ける洒落た縫い付けであること、お伝えしておきます。とても素敵。
もうひとつ補足すると、『脇ポケット、裏に回れば内ポケット』な点も。
文章だけ読むと何のことやら・・?感がありますが、↑で指し示している箇所、
ボディに縫い付けずに開けてある状態です。
要は郵便ポストよろしく上から投函?できる構造。
想像以上に収納量がありますので、財布含む貴重品のセキュリティスペースとして、
あるいはリップ&ハンドクリーム、イヤホンコードなどにも良い仕舞いどころ。
今はワイヤレスかもしれませんが・・
バッグいらずのブルゾンとして、空きスペースを有効活用ください。
先立ってコーディネイトページを更新していますので、合わせて確認ください。
モッズコートのインナーにGジャンは昔っから良くやるのですが、リジッド系の濃色デニムより
↑淡い色合いのほうが、冬の装いに軽快さが出てきます。
厚物が増えてくるこれから、ライトインディゴを調整役にすることをお薦めします。
FUJITOの「ワークジャケット “Michael”」をご紹介しました。
10オンスのデニムということもあり、極端な分厚さを覚えにくいと思います。
物足りねぇという方がいらっしゃりそうですが、昨今の気候を考えるとこれくらいがちょうど良く、
通年モノとして長くお使いいただけます。
撮影は間に合いませんでしたが、スウェットパーカと合わせたりするのも今の気分。
コレクションに定着した話題のジャケットをお楽しみください。
それでは宜しくお願いします。