Fracap “Sandalo”
Fracapの「レザーサンダル」をご紹介します。
5月に入りますと田んぼに水が入り、稲作シーズン到来といった模様です。
のどかな光景と思いきや、意外と困ったこともあるようで。
毎朝クルマで通る国道、朝の通勤時間帯ですので毎日軽めに渋滞しますが
反対車線の様子が変です。ありえないほどの鈍い進み具合。
そういやさっきすれ違ったなー、とことこ動く《田植え機》に・・
田園地帯に遠くから見えている分には良いのですが、始業前の殺伐とした時間帯です。
幹線道路が2km強?に渡っての大混雑。今日ばかりは逆サイドで助かりました。
田植え機は時速何キロ出せるのでしょうか?
強心臓のおじいさん?が運転する様子、これもまた初夏の風物詩だと思った次第で。
それではフラカップさんのサンダルを見ていきます。
当たり前だと思っていたモノが知らないうちに姿を消していた喪失感・・
どなたにも心当たりはあるんじゃないでしょうか。私のとっては↑が該当するわけでして。
私がオーダーを忘れていたのではなく、本国サイドの都合でお休みしていたこと数年。
3年ぶりのカムバックに胸をなでおろす、そんな2022の夏。なんとなくですがBGMはコレ。
当店やブランドさんのフォロワーであっても久しぶりの登場です。
ここはひとつ↑のバナーでブランドの概略&代表作をおさらいくださいませ。
まずは当店におけるフラカップさんのアイコン=“R007 Sandalo”。
10年以上続けているロングセラー、不動のラインナップを欠かすわけにはいきません。
『スリッポンとしても良し/かかとを踏んでサンダルとしても可』な2WAYスタイルは健在。
オールレザー+レアなビブラムソールとのコンビもそのままで、重厚感のある見た目だけど
履き心地はスポーツサンダルのそれを味わっていただけます。
さらに今回の推し・セールスポイントになるのが↓。
ボケててすいません・・かろうじてご覧いただけますよね、《Nebraska》の文字が。
カムバックに相応しい、《ネブラスカレザー》をアッパーに用いています。
商品ページにチラッと記している「Lo Stivale(ロ・スティヴァーレ)」社は、バケッタレザー業界の
御三家に挙げられる老舗のタンナーさん。
シボ入りの革は俗に言う“シュリンクレザー”に当たるんですが、どうも製造方法が特殊らしく
いわゆる型押しとは一線を画すやり方なんだとか。作為的なシボでなくどこまでも自然、そして美しい。
荒涼だけど風光明媚、アメリカのネブラスカだとすればその辺のイメージが共通するのかも。
しっかり厚みのあるレザーながら油分が行き届いていることで、しっとりやわらかいのが◎。
ぶつけても傷が目立たないのもサンダルとしてはありがたい話です。
そして今季の目玉としてデビューを飾るのが↑。「D028」と冠したモデル。
つま先開放型の《スライダーサンダル》は、より夏向けのひと品だと思います。
ただこのノリ=つっかけ型ですと、大人の鑑賞に耐えられるようなモノは少ないかと。
そこに来てタイミングよく出会えた質の良いスエードでの提案。巡り合わせの妙を覚えます。
グレージュの色合いもヨーロピアン フレーバー(?)でたいへん気に入りました。
マイサイズのある限りはコーディネイト画像も増えていくと思います。
↑の特集ページでお気軽に一覧いただく、あるいはそのうち更新されるであろうページもご参考くださいませ。
私としましてはR007&D028ともども、主張のあるソックス着用のうえで履きたい気持ちがあります。
あまり賛同いただけない気もするので・・皆さんはフットカバーなどをご利用くださいませ。
Fracapの「レザーサンダル」をご紹介してきました。
しばらく見てないんだけどアイツ元気かな?とお待ちいただいていた方もいらっしゃったらしく、
リピートやご予約をチラホラ見かけます。たいへん喜ばしい出来事。
序盤でも述べていますが、フラカップのサンダルの魅力は
『レザーシューズの重厚さ+スポサン並みの軽快な履き心地』
にあると私的には思っています。
異なった性質を合わせ持つサンダルは、ありそうでないバランスの良い提案。
見て/履いて、ロングセラーとして親しまれている秘訣を探ってみてください。
宜しくお願いします。