FUJITO “Pajama Pants”
FUJITOの「パジャマパンツ」をご紹介します。
久しぶりにツ〇ヤに立ち寄ったのですが、ユースの多さにびっくり。
世間は春休みなんだということを実感します。まとめ読み・視聴には最適な時期ですからね。
長期休暇がなくなってからだいぶ経ちますが、思い出すのはグラウンド走り回る+トンボかけるなどの
記憶ばかり。土のグラウンドがまだぬかるんでいる頃のトンボの無意味さと言ったら・・
やっときましたー!というアリバイ?報告を何度したか分かりません。
そんなことを思い出しながら、再来週から私も草サッカーがシーズンイン。
半年振りに蹴るサッカーボール・・無事生還することだけが唯ひとつの希望になります。。
それでは「パジャマパンツ」を見ていきます。
フジトさんでは昨年秋がデビューだったかと記憶しています、コチラのイージーパンツ。
良い評判が耳に入った+サンプルの生地・色合いも◎だったこともあり、今回ご用意させていただきました。
ゆるっとしたイメージは何となく秋冬<春夏も関係してのことで。
数年前から見かけるようになりましたので、トレンドなお品と見て間違いなさそうなボトムス群。
まんまパジャマですと評価は分かれますが、これが《ラウンジウェア》と言葉を変えるとあら不思議。
立派な街着にランクアップを果たす辺り、ファッションの面白さを思ったりもするわけです。
商品名から懐疑的な印象を抱いた方は、今日の投稿でイメチェンを図ってみてください。
デザイン面で良く練られたボトムスに興味を持っていただければと思います。
↑に見られるよう、ウエストがゴム+腰ヒモなのは先行の「イージーパンツ」と共通したところ。
ただゴムは後ろ半分に留めてますので、“ハーフシャーリング”といったところでしょう。
身体つきにもよりますが、ヒモ締めなくても腰に引っ掛かってずり落ちないイメージ。
それとしょっちゅう言っている《前開きのジッパー》の秀逸さはここでも健在。
あるとないとじゃ大違いの良く出来ディテール、俄然トラウザーズ感を高めてくれます。
ヘザーグレーのほうが分かりやすいので、↑にて確認ください。“アシンメトリーポケット”の妙。
表裏で左右互い違いにパッチポケットを貼っつける、フジトさんらしいデザイン。
コレを見て「ヘンリーネックシャツ」が浮かんだ方は、熱心なフォロワーさんとして表彰?されます。
実用性うんぬんはさておき、あえて互い違いにする気骨というか反骨ぶりに、
よそさんのボトムスと一線を画す好ディテールだと感心するばかり。
内側にポケットあれば私などは、『防犯対策に良いよね』(?)と前向きにも見てもしまいます。
見えないところも抜かりなしという姿勢。こういうところに好感や尊敬を禁じえません。
崇高なサービス精神すら覚える“股部のマチ”。
私を含む偏屈な御仁(・・)にしますと、『不要な過剰ディテールなんでしょ?』と言いそうですが然に非ず。
試着することで初めて分かる良く出来ディテールその2。
こちらのボトムスは寸胴なシルエット+股上の深さ、後ろ半分だけのゴム入りということあり、
意外と許容の少なさやしゃがんだり&歩いたりの運動量が抑制される印象を持ちました。
そこで役に立つのが↑のアーモンド形のマチ。
コチラを穿いて駅まで猛ダッシュみたいなことはなさそうですが、突然のハードアクションにも耐えられる
ものとしてお納めください。
~ 5minutes Style ~ 「FUJITO “Pajama Pants”」
ノーインフォメーションでしたが、先日コーディネイトページを更新してましたのでご参考まで。
8~9分丈のレングス設定だけで軽快さを覚えていただけますし、パジャマとは無縁の
しっかりとした厚みのツイル生地です。ここも一般的なトラウザーズに通じるところ。
なお↑ページ内でも触れてますが、色によってやや生地の質感が異なりまして、
『ネイビー=硬め/グレー=やわらかめ』になっております。合わせてご査収ください。
FUJITOの「パジャマパンツ」をご紹介してきました。
世に数多あるパジャマパンツですと、今の気分に合わせたリラックス感のある提案が
魅力と言いつつ、ペラい生地や簡素なディテールだったりします。
オフィスや学校で『オノさん、今日寝坊しました?』なんていう危険性をはらむ恐れも。
その点フジトさんのコチラならまずそういった印象は受けないでしょうし、
見てくれはトラウザーズ、でも実は~といった意外性も高評価につながるポイント。
コーディネイトも隙あれば2回目が出来るアイデアも湧いてます。
コレクションの注目アイテムとして、じっくりとご覧になってみてください。
それでは宜しくお願いします。