FUJITO “Big Silhouette Shirt”
FUJITOの「ビッグシルエットシャツ」をご紹介します。
某ショップでのアルバイト時代、私の『〇〇のライブがあるので休みたい』の希望は通らず、
おっかない先輩の『ストーンズの東京ドームに行ってきま~す』がシフトで優先されたことを思い出します。
チャーリー・ワッツさんの訃報から。
ファンでもないのにメンバーをフルネームで呼べるほど、メジャーで知名度のあるバンドって
なかなかいませんので、大きなニュースだったかと。ビートルズなんかもそういう類いでしょう。
最近だとクイーンもそういうノリなんだと思います。
ノータッチで来ていたロック界の偉人はまだまだいるので、動画サイトに頼ってみるつもりです。
行けなかったライブが全然思い出せない・・当時の初来日系だとトラヴィスっぽい気が・・
例年に比べご紹介が遅れておりましたフジトさんのニューカマー。
今日から本腰入れて投稿させていただきます。
今着てもダメージが少ない?アイテムで、真っ先に挙げられるモノならシャツになります。
フジトさんであればその任は「ビッグシルエットシャツ」に。
無地とチェックにてご用意しました。
今やすっかりブランドの“顔”と言って差し支えないコチラ。代表作に定着しました。
当店も曲りなりにオーダーしていますので、それ相応に過去ログを積み重ねています。
私・皆さん双方の振り返りとして↓をクリックくださいませ。
幅広のゆったりシャツであれば、その形にふさわしい生地は往々にして決まってくるもの。
該当するのは《ブロード》や《タイプライター》などの生地なんだと思います。
生地が印象付ける“透明感”のある雰囲気。武骨なオックスフォードだとなかなか出せませんので。
今回ご用意した↑は後者にあたる訳ですが、このタイプライターのミソは“コーマ糸”にあります。
コーミングされた糸で織り上げた生地。
comb+ingということで、繊維を『クシで梳く』工程がゴミ除去&真っ直ぐさせるため、
生地になったときにグンバツの光沢=高級感につながるという話。
女性の美容サイトで見た「ブラッシングでさらツヤ髪」(?)と理屈は似ているかと。
茶色みのあるチャコールの落ち着いた色合いは当然として、
私などは胸ポケット口の『三角ステッチ』に心躍ります。
ドレスシャツ作ってるとこじゃないと、こういう処理しない=できないやり方なので。
ビッグシルエットシャツに関して言えば、チェックも揃えておきたいのが最近の気分。
良い塩梅のスモールチェックがリリースされてました。
「アズーロ・エ・マローネ」の配色なら無条件でオーダーしてしまうのは、もはや何も言いますまい・・とも
言えますが、そこは最高のカラーリングだということでご容赦いただきたく。
ネイビー×ブラウンチェックのツイル生地になるのですが、微起毛というほど毛羽立ってない繊細さに
魅力を覚えると同時に、使えるなコレと納得もしています。
子供っぽく見えるチェックのネルシャツより、大人ならこの位控えめなモノをお薦めしたいところ。
ここまで駆け足でFUJITOの「ビッグシルエットシャツ」をご紹介してきました。
ゆったり・ばっさり着るという特性があるので、大きさから来る存在感を活かした着こなし方がデフォルトです。
まずはシャツ1枚で着てみましょうよと。
重ね着などは入荷状況でそのうち増えていきます。それまでの肩慣らし的な意も込めて。
個人的にはホワイトや色落ちしたモノ、なんならダメージが進行しまくったデニムとの合わせが
好みだったりします。Acerやユーロリーバイスの出番がやってきました。
不動の定番×今シーズンの推しになる生地。今季のビッグシルエットシャツをお楽しみください。
宜しくお願いします。