EEL Products “Nordic Sweater”
EEL Productsの「ノルディックセーター」をご紹介します。
食べなれないバームクーヘンや聴きなれないプログレなど、普段しないことをすると
調子が狂うものです。(後者に関しては不問にて)
つつましい食事と規則正しい生活リズムの大切さが身に染みます。
やはりBGMは「にせんねんもんだい」に限るということでしょう(?)。
前説に長居はせず、とっとと本題に入っていきます。
アップ自体は先月の中旬頃でしたし、本家のサイトでも個別に取り上げられていることから、
ご覧頂いている方も多いのかと思います。↑のイエローグリーンとグレーの2色。
興味をお持ち頂けた結果が現れたようで、私としても小さな手応えを覚えたような。
こちらのノルディックセーター、EELさんが近年力を入れて取り組んでいる
「MITSUKE KNIT」との取り組みで製作しているニットウェアですが、
昨年の好評ぶりを受けて継続リリースとなったものです。
良い評判のモノは当店も乗っかってみる。正しい動機とさせてください。
↑にMITSUKE KNITのリンクを貼りましたが、我々が袖を通すものは
こういう背景から生まれているんだなと思うと、なんだか感慨深いものが。
機械萌え(?)に関わらず、工場内の様子が垣間見えるのも参考になりました。
7ゲージのクルーネックニットは、どっしりとした重みや目の詰まった編み立てを楽しめるよう、
ミニマルなデザインで押しています。何も足さない&クオリティで勝負の小気味よさ。
前回もラグランスリーブだった記憶はあるのですが、肩のリンキングが少し変わったような?
表面にデコボコのない平らな仕上がりで曲線味を増やしたことが、より“丸み”のある
フォルムにつながっているという見立てです。
何のことだかさっぱり・・な感想もありそうですので、
ということでイメージをふくらませてみてください。
がノルディックセーターの最大の推し=セールスコピーなのは間違いないでしょう。
その様子は本家サイトもご覧ください。
毛玉のできない要因で思いつくのは、この「フライス編み」なんじゃないかとにらんでいます。
私が思うノルディックセーター最大の推しは、“生地の表裏がないこと”。
タグや縫製面を無視すればリバーシブルでも着用可(着ないけど)。
そういう編み立ての生地も一因ではないかと。
表裏を両A面にするべく糸を多めにぎっちりすき間なく編む(事実思いの他重量感はあります)、
それが摩擦で生まれる毛玉に影響を与えているか否かは、
皆さん自身で検証いただけますと幸いです。
在庫残ってたら私も参戦します。
先に「Style&Cordinate Vol.213」や「Style&Cordinate Vol.214」の両ページで
第一陣をご紹介していました。
ブルゾンや(CPO)シャツのインナーが良いかと思います。
今後季節が進めば↑の2大巨頭とのセットで、厳冬を乗り越えて頂くことになりそうですので、
こちらもタイミングを見ながら取り上げていくつもりです。
ニットウェアコレクションの自信作として届いた、EEL Productsの「ノルディックセーター」。
昨年からの実績や今季の前評判の高さも手伝い、良い反響を頂けているかと。
前述した『これ、実は裏表がない生地なんですよー』をどこまで浸透させられるか、
私のプッシュに掛かってもいますので、都度お勧めしていきます。
“毛玉にならないニット”を確認するには長く愛用した上でのことですが、
複雑なデザインでない辺りも、飽きとは無縁のものだと思います。
お気に入りの一枚になるよう、今日の投稿が何かの役に立ちますように。
それでは宜しくお願いします。