最近。

Fábio Caramuru   “eco música”

 

 

 

不定期更新でおなじみ、極私的リスニングコーナー。

最近。」聴いているものの更新です。

 

 

 

この投稿シリーズを立ち上げたとき、

『ネタに困ることはないから、ワンサカ書くことあって楽しそうだな~』

的軽い思いつきで書き始めていた様に思います。

 

いやーすっかりご無沙汰で・・これではもう開き直るしかないでしょう。

 

 

番外編がつい最近だったので安心していましたが、好事魔多し。

こと本チャンのCD紹介に至っては半年以上のタイムラグでした・・

 

基本的に入手順で掲載していますので、本日時点で一年以上前の購入履歴。

思い入れの熱量が落ち着いてしまっているのは否めませんが、

あまり細かいことは気にせず進めていきましょう。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こういうのこそ真っ当な“エコ・ミュージック”として挙げるべきかと。

「ファビオ・カラムル」さんのエコ・ムジカ。ブラジル発のお気に入りな一枚。

 

 

本国ではアントニオ・カルロス・ジョビン研究家でも知られている、ピアニストのファビオさん。

この作品ではユニークな試みに取り組んでいます。

 

そいつが『生き物たちのフィールドレコーディング』との掛け合い。

ブラジルにいるカナリアやつぐみ、スズドリとかコオロギの鳴き声(!)を現地で収録、

そこにピアノのインプロを乗っけていくという、意欲的な作品です。

 

 

ジャンルとしてはコンテンポラリー・ジャズ、アンビエント(“環境音楽”とはまさにコレかと)

あたりに振り分けられそうですが、『ピアノで鳥たちと会話する』という、

暑い盛りにぜひおすすめしたい、ひんやり涼しげな気分に浸れる一枚になるでしょう。

 

ジャケットも秀逸で、タイルを模したところに描かれた鳥たちのイラスト、これが愛らしい。

趣味の良さを演出できる小道具(?)にも相応しいはずです。

 

 

全くの余談ですが、おしゃれカフェのオーナーでしたらスコーン作りに邁進せず、

BGMでこういった音楽を流してくださいよと。安直なボサノバものもアウト。

コンフィチュールじゃなくてジャムでええやん・・

 

おかしいな?こういったディスりは普段吐くことはないのですが。。

 

 

 

 

 

frederico heliodoro   “acordar”

 

 

 

一年以上前、これをポチっと出来るところがなかったため、

『新宿タワレコで新譜を買う』という暴挙(?)で入手した、個人的いわくつきの一枚。

日本での流通量、10枚以下なんじゃないでしょうか?(あくまで推定)

 

ブラジル続きでの「フレデリコ・エリオドロ」さんがランクインです。

 

 

平たく言いますと“ブラジリアン・ジャズの新星によるソロ作品”な↑。

さすがにそれは平たくし過ぎ(・・)で

『ミナス派の新世代ベーシストが奏でるポストロック』

だと、だいぶ作品の核心に近づいてきたような。

 

今どきのジャズ畑の人がポストロックをやったら、そういう風にも捉えられかと。

 

 

自分も何かのついでで先行のアルバム2作は聞いていましたが、

静かなインストものだっただけに、↑今回のロックっぽさにはかなり面食らいました。

ポストロックとは言ってもミナス派らしい繊細な歌心も含んでまして、

ポルトガル語の今どきロック感?を楽しく聴いています。

 

“ペドロ・アズナールってやっぱ偉大だな”をなぜか再確認。

今年カート・ローゼンウィンケルのツアーでサポートしていたみたいなので、

その辺興味がある人にもお勧めです。

 

 

 

 

 

Charlotte Day Wilson   “CDW”

 

 

 

毛色だいぶ変わります。と言っても今どきのチャートに入ってくるものでなし。

カナダからの刺客?「シャーロット・デイ・ウィルソン」さんのソロデビュー作。

 

日本での流通量、5枚あるのでしょうか?よってドイツから送ってもらいました。

 

 

カナダ・トロントの女性シンガーソングライターということで、R&B/ソウル、

そっち寄りの歌い手さんということで良いはずです。

ちなみに私の購入するCD、最近は女性陣8割に迫る統計。いらぬ情報ですが。

 

 

 

私が耳にしたきっかけは、『BBCラジオが選んだ今年の10枚』みたいな企画で

「BADBADNOTGOOD」の最新作が選ばれていた中、客演で一曲、

シャーロットちゃんが歌っていたのがきっかけでした。

 

 

 

 

『この人思ってたより若い娘なのね・・』。20代半ばということはリサーチしときました。

なので“ちゃん”呼ばわりということになります。

 

 

ということもあってBADBADNOTGOODも入手しましたが、シーン的に流行っているとされている

『ヒップホップサイドから評価されたジャズ(っぽい)バンド』、うーん私には・・

この拙さを味と見るかは好みが割れるでしょう。(マイブラのカバーは笑えますが)

 

その最新作の中での紅一点、それだけ聴くのでもまぁアリなはずです。

 

 

 

あと気になったのはシャーロットちゃん含めた面々のファッション。

↑の動画内でうっすら見えますが、なんだろうその微妙なベースボールシャツは・・

心を鬼にしてあえて言います、ダセーだろそれ・・

他の動画をあさってもややその傾向が。これが等身大のカナダ女子?なんでしょう。

 

 

ただ裏を返せば全世界にあまり知られてないだけに、その“原石感”はハンパなし。

磨けばアデル?みたいになるかも知れませんので、

今後も逐次動向は追っていきます。

 

肝心の音のほうですが、ラウンジやチルアウトにも通じているはずなので、

ソロのほうはかなり良い内容だと思います。

 

 

 

 

今宵も長々お送りしてきました、音源紹介の投稿=『最近。』

 

最近。が『最低。』に思えてしまったのは、投稿者の偽らざる気持ちですが(・・)、

少しでも身になる情報がありましたら幸いです。

 

基本的にディスりや毒舌がないように努めてますが、やんわりとにじみ出てしまいますこと、

今後ともご容赦頂ければと思います。

 

 

最後自己保身に走りつつ(・・)、締めさせてもらいます。

なにかのご参考までに。

 

 

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