最近。
成美堂出版 “日本のロゴ”
たまにお届けする不定期コンテンツ=「最近。」
今回は番外編の更新です。
スゴイ、前回からまた半年経っている。。
このコーナーは月1くらいを目処にしていたのはいつのことやら・・
温かい目を向けて頂けましたら何よりです。
趣味の一環としてちょこちょこCDは買い続けており、
それ相当にストックはたまってきている中、ここでも気まぐれ炸裂、
いつ以来か調べることも放棄した(・・)、“書籍”のご紹介です。
個人的には何冊か読破した小説でもと思ったのですが、
どうもジャンルがSFに偏り気味でしたので、もっと軽く読んだものから選抜。
ヴィジュアル的にも面白いので、「日本のロゴ」にします。
内容はタイトルどおりになる本書。
日本の(結構海外も混ざっているけど)商品や企業、スポーツチームに各種団体?
のシンボルマーク=ロゴを網羅した図録。その第2弾だそうです。
まぁここではCIのような堅い話はなしで、日曜夜にふさわしいユルさでコメントしていきましょう。
↑図録の冒頭を飾っていたのは、誰もが口にしたであろう名菓・ビスコ。
昭和8年デビューですが、図柄はさておきパッケージはなんとなく引き継がれてる気が。
『酵母ビスケット』→略して『コービス』→逆さ読みして『ビスコ』
これを知れただけでも読んで価値ありでした。グリコのビスコ、語呂も良い。
子供の頃からのヒーロー・恭兵さんが、「関係ないね!」をかましていた80年代。
ポッカを飲むことはひとつの憧れでした。あぶない刑事ごっこに必須の小道具?
自分の中ではこの男くさいイラストがずうっと続いていたイメージでしたが、
いつのまにかもみあげがテクノカットされ、90年代に入ると美白・イケメン化が進み、
現在に至っているということを知りました。たまには飲もうという気にさせます。
『若林豪からもみあげ取ったら、何が残るってんだよ(泣)・・』
そんなことをなぜかふと思いました。
こんなのも載ってました、1999年からのサッカー日本代表ユニフォーム。
トルシエジャパンの頃からになります。
私が感銘を受けたのはそこではなく、無理やりまとめられた↑の1998年以前。
サムライブルーになる前の赤1色時代で思い出すのは、
キリンカップでキーちゃん(北澤選手です)がダイビングヘッドで決めたゴールシーン。
あれからウン十年経ち街中で見かけたキーちゃん、
マンチーニみたいでカッコ良かったです。ロン毛なイタリアン(?)。
なぜか戦隊モノの番組タイトルまでカバーしている本書、
この守備範囲の広さには敬意を表したいと思います。1975~2008年をコンプリート。
と、わざわざ挙げてみて気付きましたが、私熱心に見ていた記憶が全くなく、
今でも甥っ子が朝からワーギャー騒ぐ番組(..失礼)な認識なため、
さしてノスタルジーに浸れる思いではありません。
「冒険野郎マクガイバー」なら多少は語れるのですが。。
巻末では日本グラフィックデザインの権威・永井一正氏のデザイン解説が。
皆さんもよく見かけるロゴは、実は同一人物が手がけているという事実。
この他だと東京電力とかアサヒビールもご本人のお仕事です。
重鎮過ぎて色々と世を騒がせたこともあったようですが、
興味深いロゴが多かったのでまた別枠で見てみようと思いました。
2008年発行なので、古くも新しくもない微妙な頃の図録。
ただ当時この本を知ってたら、もうチョイまともな5minutesロゴが出来てたかもしれません。
あれ、実質3分くらいで仕上げたような?
奥深いロゴの世界を手軽にのぞけますので、
暇なときにでも探してみてください。なにかのご参考までに。