EEL “Sunday Shirts 1/2”
EELの「サンデーシャツ 1/2」をご紹介します。
地域によって梅雨入りが宣言されたとのことで、個人的には過ごしやすさを感じる今日この頃。
皆さんお変わりないでしょうか?
(お変わりないと言うほど、ご無沙汰な投稿だとは思ってませんがはたして・・)
当店は入居場所の関係上、比較的高温になりやすいハコでして、
5月に入ってからはなかなかハードな環境で過ごしておりました。
ジムや銭湯に行かなくてもサウナ気分をフリーで楽しめてしまう、役得?的ショップ。。
まぁあまり寿命を縮めぬよう、適度な水分補強と冷房が必須そうなので、
この気温の上がらない時期を大切に過ごしたいと思います。
メジャーよりインディーズ、王道より覇道、暗くても部屋の電気は点けない(?)等々、
どうも品揃えにも私の気質が反映しがちです。要はロングセラーな定番品を軽んずる傾向。
思い当たる方も多いことでしょう。
今回のサンデーシャツもマイナーチェンジを重ねながら、かれこれ5年近く続いている
立派な定番ラインナップになります。
なぜ今まで扱ってこなかったか分かりませんが、とにかく5minutesにおけるデビュー、
そこに至った理由はいくつか挙げられますが、気まぐれ(・・)以外だと
“リネン素材の白シャツ”が大きな魅力だったんじゃないかと。
サンデーシャツはヴィジュアルや縫製面から、ワークシャツの匂いがするものだとは
分かっていましたが、ブルーのシャンブレー生地だとイマイチ手が伸びない自分がそこに・・
そういう偏った見方を改るきっかけが、今回のコットン×リネン素材になりました。
取り上げるとこはそこからじゃないでしょー、という天の声が聞こえました。
やはり一番の推しはコチラかと。“前後のポケット”、これに異論はないはず。
サンデーシャツの代表的なデザイン=5ポケットの存在。
『エプロンmeetsシャツ』的なアイテムとして、販売以来眺めていたサンデーシャツ。
私も毎年くまなくチェックしていませんでしたので、左前のみ生地が2枚合わせで
“スリット”が入れてあることに、今さらながら驚きました。
単に生地を重ねて縫ってるだけじゃありませんよと、声を大にして言いたいポイント。
↑ではメガネを入れかけてますが、スマホが差し入れられる入り口幅なのは
確認が取れています。
屈んで床に落としたくないブツの収納におすすめです。
これも大事なディテール。「カラカン」とトリプルステッチ。
アメカジのヴィンテージ系ワークシャツに見られる、シャツのほつれ防止の名残りの
はずですので、ぶら下がりを愉しむデザインとしてご覧ください。
あとこのトリプルステッチも通常より幅を狭く(2mmだとか)しているので、
これ見よがしなワークくささが薄まり、すっきりとした印象に仕上がっているのかと。
洗うたびに少しづつ縮み=パッカリングが生まれるステッチは、
コットンリネン生地の特徴も相まって、シワシワとした風合いを愉しんでもらえます。
どアメカジに寄らないスマートさも身上なのは、間違いないところでしょう。
先にエプロンうんぬんの例えを出していましたが、もうひとつ加えると
『バッグmeetsシャツ』の要素もあるはずです。
前回のブログでもお伝えしていましたが、私もっぱらノーバッグ族(?)なんで、
に心当たりのある方にはこれまた朗報だと言えます。
お送りしてきたサンデーシャツハーフ、いかがでしたでしょうか?
ポケット付きの半袖シャツ、あるいはワークシャツのデザインを踏まえている手前、
ゆったりとした着用感になってくるかと思います。
単独で着て頂くのはもちろんですが、毎度の透けボーダーを愉しむための
“ブルゾン”的な捉え方で、さっと羽織って頂くのも良さそうです。むしろそっちかも?
長く販売されているベーシックアイテムは、評判の良さに裏打ちされた魅力を
備えています。どうぞ袖を通してその魅力に触れてみてください。
宜しくお願いします。