FUJITO “Cable Knit Sweater”
FUJITOの「ケーブルニット セーター」をご紹介します。
ニットもののご紹介、どのタイミングですれば良いか迷っていたのですが、
ミドル~ローゲージのモノを既に着ている(完全に防寒対策です)自身なため、
先走り感もないだろうということで解禁。少しづつアナウンスしていくことにします。
初回はご興味お持ち頂いている方も多くいらっしゃるコチラから。
入荷も結構前・ちょうど1ヶ月前でしたので、早々に行っときます。
本来でしたら同ブランドの同系統ということで、一緒にお伝え出来ればと思ってた
FUJITOのニット・セーターのラインナップ。
諸々の事情(後々のネタ不足・着用画像がたまってない)により、
個別でお送りすることにします。
昨シーズンからでしょうか?本格的に始まったニットウェアのリリース。
こう書くと今まで無かったの?なクエスチョンになるわけですが、
正しいアンサーとしては『ハイ~ミドルゲージではやってましたよ』になります。
蓄積できたノウハウを発展させたのが、↑の右手に見える“リブニットセーター”。
結構な反響の大きさから、リクエストが多く寄せられた経緯もあり、
NEWモデルも加わってのローゲージ寄りニットウェアとして
めでたくリリースされたという次第です。
いくつか画像を掲載していますが、ざっくり言えば
『フィッシャーマンセーター』
のノリに位置付けられるであろう、新作のニットウェア。
ノスタルジックな気分にさせてくれる、ケーブル編みが目を引く一枚。
と言ってもそれだけに留まらないのがFUJITOさんらしいところ。
各部位=パーツでの編み地の切り替えが印象的です。
身頃だけで言うとおおよそ3つの編み地(ケーブル・ロープ・ワッフル)
でして、正統派なニュアンスを踏まえつつ、身頃のみに留めてあるのが
クドくなり過ぎない=すっきりあっさりした提案。
そのように思える仕上がりになっています。
あっさり味の要因は一目瞭然、コントラストになった“袖”の部分にあるでしょう。
総ケーブル編みでなく、レギュラーの天竺編みに切り替えたアイデア、
今回のニットウェアシリーズの肝になる大事なディテール。
ケーブルニットにありがちな、全体の『モコモコ感』が軽減されているのも、
歓迎すべきポイントだと思います。
紙面の都合上画像は割愛しますが、個人的には“襟元”もお気に入りポイント。
総リブじゃなくて「細リブと波編み」のコンビ、これが泣かせる。
編み地が余計に加わることで、フィッシャーマン特有の野暮ったさが抜けて、
洗練さの極みみたいになってますので、一度ご確認ください。
やっぱ割愛せずに↑掲載しときます。すいません・・
ワンクッション入ることで、だいぶ様子が変わると思うのですが、どうでしょう?
すっきりしているのは全体のシルエットも関係しています。
袖ぐりがシャープ、腕周りは幾分細い仕上がりです。
FUJITOの定番として鎮座してます「ロングスリーブTシャツ」と
やや共通するように思える部分ですが、
“ラフに袖をまくる・たくし上げるスタイリング”を見越したような
腕のパターンかと。
単独で着た際はもちろんですが、↑のようにベストと合わせても
上半身着ぶくれ状態?な見え方が緩和されるのは魅力的です。
シャツの上からというより、ロンT感覚でガバッとかぶってみる、
昨今の傾向に踏まえたスタイリングに最適だろうと見ています。
裏地なしの細身ワークコートでも、腕ぐりの引っ掛かりは
最小限であることでしょう。
過度なモコモコ具合で意外とアウターの選択肢が狭められる
フィッシャーマンセーター。心当たりのある方にはありがたいはずです。
今シーズンのFUJITOの自信作としてリリースされた
“5ゲージ”のニットウェアシリーズのひとつ=ケーブルセーター。
ブリティッシュ系フィッシャーマンに見られる
『重きゃなんとかなる』(?)的ずっしりとしたウェイトでないのは、
オーストラリアンウールの成せるところもあるように思います。
前評判の高さも耳に入っているセーター、
どうぞご覧になってみてください。
宜しくお願いします。