Aging。
定点観測。エイジングチェックです。
回を重ねたこのコーナー、半年に1回程度で投稿しているのでしょうか?
欠けてたサイズのフォローもありましたので、
気分を変える意も込め、最終段階に入った育成状況をレポしておこうと思います。
いつもはタテ落ち・ヒゲの入り方とまず掲載していましたが、
そう言えばココ見逃しがちだったなということで、レザーパッチをスナップ。
当初はヌメ革っぽい記憶がありますが、経年変化の成れの果て、
だいぶ色も濃く(汚く?)様変わりしています。
パッチ他に度々入っている鳥の絵のような刻印、
“スワンマーク”ということを先日初めて知りました。。
『最終段階』とお伝えしたのは、部分的に“パンク”、要はほつれが目立ってきた為です。
修理に持ってこう(×2)と思って早数ヶ月、ポケット口のロックが外れ、
その上にもいつの間にかほころびが現れ、崩壊の一途を辿るマイ・エイサー。。
ケツポケットにモノなど入れることもなく、その日のハンカチ・バンダナの類いは、
右ポケットオンリーと習慣づけて20数年、まさか左側から侵攻したのは盲点でした。
ここまで来たらネクストステージを目指します。
確か先週撮影した最新版が右。
まぁ悪くない感じに出来上がったのではないでしょうか?
人様にお見せ出来るレベルになっただろうと。
私の洗濯ポリシーなどたいした事はなく、
中性洗剤の使用と暑さでびしょびしょになった日は洗う、この程度です。
夏場に関しては、はく度での洗濯が必須なので、
色落ちもほど良く進行することになります。
自分でも不思議に思えてならないのですが、
後ろ裾ではなく前身の裾のほころびが顕著に現れています。
これも自分にしかないクセと言えるでしょう。
レングスはクッション出るか出ないかのジャスト、チラッと桃耳をのぞかせるよう、
2cmのロールアップがデフォルトばきでしたが、思いも寄らない経年変化、
興味深くながめています。
改めての平置きでの撮影で気付いたのは、なかなか見事な“斜行=ねじれ”っぷりということ。
『ダイ・ハード』、なぜかそんな単語が浮かびます(?)。
イマドキの均一な生地で仕上がる織機にはない、力織機・シャトルならではの事象ですが、
こういったのも数年掛かってこそ得られるもの。
小さなほころびには目をつむり、ヒザがバーストするまで精進していくつもりです。
FUJITOのインディゴデニム、エイジングを観測していく投稿も、
とうとうファイナルステージに突入したように思います。
華々しいフィナーレが飾れるよう、明日からも普通にはく予定です。
秋冬モノが一斉に届く中、いきなりのニットやアウターは流石に辛そうかと。
そういう時ほど原点に立ち返り、スタイリングの柱になるボトムス=デニムを
再チェック頂くのがベターです。
FUJITOのアイコンになるデニムたち、ひとつ色落ちの参考までに。
宜しくお願いします。