MANIERA “PANAMA SAILOR HAT”
MANIERAの「パナマ セーラーハット」をご紹介します。
タイミング的にここまで引っ張った感のある、パナマハットの類い。
それなら6月でのご紹介でも良かったのですが、なんせ明日からクラフトフェア、
ドレスコードが麦わら?と決まっている一大イベントです。
何かの便乗につながればと思い、急遽予定を変更してお送りすることにします。
ちなみに昨年もほぼ同日での投稿だったようです。。
夏の風物詩・必須アイテムとして毎年ご用意しています、パナマハット。
マニエラ的に書けば↑の「ぱなま」になるグランデ ロングセラー、
偉大なる定番ハットに君臨している、そのような立ち位置なものです。
パナマハットなだけに、パナマ製の帽体(ハットになる前のシート)を使うのが
本意なはずですが、あはふやな国(?)で作られているものが世には多く、
市場に流れているものの大多数がそうではなかろうかと。
↑で「MADE IN ECUADOR」の焼印が誇らしく押されているマニエラのパナマ、
現地の老舗ファクトリー=“K. Dorfzaun=ドーフザウン”のものですので、
以下詳細を挙げておきます。
「K. Dorfzaun=ドーフザウン」
≪20世紀初頭のヨーロッパの人々にとって、パナマハットは垂涎の品でした。
そんな逸品に魅せられたうちの一人であるセミドーフザウン氏は、
エクアドルでの生産の噂を聞きつけ、母国ドイツからの移住を決意します。
かの地に降り立った1939年から、4代にわたり生産を続けるパナマハット。
ハリウッドスターから歴代の大統領が愛したファッションアイテムとして、
確固たる評価を築いているファクトリーです。≫
サーモ・フォルダブルと並ぶ“ハット3トップ”としてリリースが続けられる、
『セーラーハット』シリーズ。
中折れ仕様のツバ幅はレギュラー、そしてリボン付きの安心・安定な
人気を誇るラインナップです。
不動の定番なだけに、ふんだんな色バリを作るのもマニエラらしいところでして、
本来でしたら10色!(ドロップしたのもあるんで8色っぽい)
も製作してしまうあたりは、自信の裏返しのように思います。
正統派寄りのパナマハットということで、コンサバ志向?の私めは、
ナチュラルとベージュにて選ばせていただきました。
生成り色はイメージ・実績もあるのでまぁ分かるとして、
茶色寄りのベージュを選んでしまうのは、自分の気質以外ないかと。
しっかり刷り込まれた“アズーロ・エ・マローネ”、ここでも発揮です。
『純粋なパナマ=“トキヤ草”で編んだもの』
を地で行く、マニエラのパナマハットのラインナップ。
↑でもご覧頂けるように、均一なコマ編みから受ける印象は、
上質さやエレガントな佇まいにつながろうかと思います。
ええモンさ?は感じて頂けるのではなかろうかと。
無粋な言葉はさておき(・・)、緻密な編み柄の素晴らしさはもとより、
マニエラアイテムのデフォルトになる「DeoRex」も完備と、
衛生面もばっちりカバーしてくれるハット、
この辺りにロングセラーたる所以があるように思っています。
~ 5minutes Style ~ 「FilMelange “PETER”」
昨日ご紹介していたコーディネイト報告内で、
ご提案の第一弾をお伝えしています。
コンテンツの建前上、いくつかを組み合わせるのが前提ですが、
自分としては白いTシャツ+デニムくらいのどシンプルな装いに、
ヒョイっと引っ掛けるパナマハットなんてのも、ご提案したいところ。
そのうち何かの機会に、再掲していくことにしましょう。
お送りしていきましたマニエラのパナマセーラーハット。
一般的には『麦わら』扱いになりそうなアイテム、
コシのないフニャフニャとしたものを選んでしまうことで陥る、
海賊団の一味化現象・・詳しくない私でも分かるアレ。。
そんな不測の事態を避けるポイントとして、
『トラディショナルなフォルム』や『目の詰まった固い編み地』
などが挙げられると思いますが、それに合致するのが
このパナマハットではないかと思います。
そんなことをイメージしながら、どうぞご覧になってみください。
宜しくお願いします。