SAINT JAMES “MATELOT”

2013.11.20 / アイテム

SAINT JAMES (セント ジェームス)MATELOT ショルダーボタンニット

SAINT JAMES “MATELOT”

 

 

 

SAINT JAMESのNEWアイテム、「MATELOT」をご紹介します。

 

 

 

毎年・毎冬書いている気がしますが、こちらのブランドですと

不朽の定番“OUESSANT”のイメージが強く、さわやかなボーダーの印象から、

とかく春夏向けのものと思われがちのような。

 

そういった先入観を改めて頂くべく、

「天竺のカットソー以外もありますよー」

「もともとはニット屋さんなんですよ、ここんちはー。」

といった啓蒙活動の一環として、例年ご用意しているのが、

一群のマリンニット=マリンセーターの類いになります。

 

 

 

 

 

SAINT JAMES (セント ジェームス)MATELOT ショルダーボタンニット

 

 

 

 

ショルダーボタンの付いたマリンセーターと言いますと、

近年は“BINICⅡ”というモデルが知られてまして、

5minutesでも4年前?ぐらいから扱っていました。

 

そういった実績を踏まえつつ、少し目先を変えてみたいと思っていたところ、

本邦初登場のNEWアイテムがリリースされるとの情報を受け、

今回ご用意したのが、新作の『MATELOT』ということになります。

 

 

 

 

 

SAINT JAMES (セント ジェームス)MATELOT ショルダーボタンニット

 

 

 

 

天竺のカットソーをメインにしたベーシックライン以外に、

毎シーズンのトレンド他を盛り込んだコレクションラインも

フランス本国で企画していますが、確か↑のMATELOT、

昨シーズンに本国のサイトで見かけていた記憶があります。

 

あら?やけに細身でスタイリッシュじゃないかと。そんな印象でした。

 

 

 

もともとミリタリー用途のニットですと、その手のパツパツ(?)

アイテムもあるわけですが、おおむね袖口・裾をリブ編みで絞った、

独特の形です(まぁタックインして着るものですから)。

 

 

その点今回のMATELOT、細いことは細いスタイルで間違いないんですが、

妙な絞りを効かせない、ストレートなシルエットにはしていますので、

普段見かけるアイテムとさして変わらない、

ノーマルなデザインだと言えそうです。

 

 

 

 

 

SAINT JAMES (セント ジェームス)MATELOT ショルダーボタンニット

 

 

 

 

ぴったりフィットするセーター、ここ最近作り始めたアイテムというわけではなく、

実は“原点回帰”とも言える提案のようです。

 

 

 

その辺りは↑の下げ札から読み取れるんですが、

ピュアヴァージンウールを使ったシャンダイユ

的なことが書かれています。

 

 

シャンダイユ(Chandail)はフランス語で言うところのセーターの意ですが、

厳密に言うと、『漁師が海上で着る、防寒性に優れたウールシャツ』が

それに当たります。

 

船乗りの身体の一部になった、密に編み上げられたセーターだと

プリントされているわけですから、今回のデザインにも納得出来る次第です。

 

(*あとウールマーク製品でもありますので、そのあたりは以前のブログを

参考にして頂けますと幸いです。品質の確かさ、この辺はさすがのひとこと)

 

 

 

 

 

SAINT JAMES (セント ジェームス)MATELOT ショルダーボタンニット

 

 

 

 

デザインやシルエットの特性上、身体にぴったりフィットさせる

ものですが、Lサイズを同一人物が着ると↑な具合です。

 

この辺はお好みに合わせてサイズを選んでみて下さい。

 

 

 

 

取り急ぎお送りしてきた新作ニットのMATELOT、

いかがでしたでしょうか?

 

近年の情勢に伴い、プライスアップは避けられないところですが、

そんな中こちらのニット、

BINICⅡなどに比べてリーズナブルさもあろうかと思います。

 

 

形が崩れない・虫に食われない=永く愛用出来る、

そんな側面を持つSAINT JAMESのニット。

普遍的なマリンセーターを楽しんで頂ければと思います。

 

宜しくお願いします。

 

 

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