FUJITO 「Sportsman Jacket」
FUJITO “Sportsman Jacket/スポーツマンジャケット”
FUJITOの「スポーツマンジャケット」をアップしています。
ご好評頂いているAcer
(そういえば“エイジング画像”更新しました)
を始め、11MJ ジャケット・ファティーグパンツ、B.Dシャツなどなど、
シーズン問わずにリリースされる定番アイテムがある中、
春夏での定番アイテム的地位を得ているラインナップが、
今回のスポーツマンジャケットです。
以前にちらっとお伝えしていましたが、自分が初めてFUJITOに遭遇した際、
デニムジーンズと11MJ ジャケットと共にこちらも並んでまして、
実はこのスポーツマンジャケットの方にまずは食いつき(?)、
なるほどーと唸っていたのを記憶しています。
本来でしたらデニム→Gジャンあたりからの順番でしょうが、
自分はドレス畑上がりなだけに、
どうもジャケットやシャツから入ってしまう性質は、
今後もあまり変わらなそうです。
基本的なデザインは、
「テーラードスタイルの3つボタンジャケット」
ということになりますが、スポーツジャケット(ゲームジャケット)が
由来にあるように、フラップ付きアウトポケット(×4)が特徴になっています。
本家のジャケットも本革などのくるみボタン
(金属だと茂みの中で光っちゃって獲物に気づかれますから)
ですので、その辺りのディテールも踏まえているのにも好感が持てます。
ただこの手のハンティング向けジャケットですと、
ツイードやらモールスキンを使うのが相場ですが、
さすがにそれではトゥーマッチにアウトオブデート。
ベーシックなジャケットにクラシカルなエッセンスを加えつつ、
過度にならないようバランスよく仕上げてあるのが、
評判の良さにつながっているように思います。
素材は春~夏にはうってつけの、シボシボ感が持ち味の細畝コードレーン。
こういったサマージャケットですと、ライトブルーやグレーなど、
淡色系のストライプがこれまた相場なんでしょうが、
今回は濃色のネイビーを選んでいます。
抜群の爽やかさを誇るコードレーンですが、
自分も含めてやや敷居が高く感じるところも事実かと。
遠目からだとネイビーのジャケットに見えるんだけど、
実はストライプなんですよぐらいのさじ加減が、
スタイリングを狭めない気がしています。
型崩れの防止や補形の意味も込めて、
コットン地を総裏で合わせています。
細目の腕回りも脱ぎきしやすいよう、
なめらかなストライプのキュプラ地をセットして、
コードレーン特有の引っかかって着づらい...
というデメリットを、上手いこと回避。
スムーズな着用感につながっています。
で、製品そのものをワンウォッシュしてますので、
よりシボシボした具合が強まり、
シャツのような気軽さでさっと羽織って頂けるのも、
ドレス寄りなコーディネイトに縛られないポイントとして、
メリットをアピールさせて頂ければと思います。
基本コーディネイトとすれば、
まずはこんなところでしょうか?
コードレーンのジャケットですと、
白いボトムスに素足にスリップオン的なスタイリングを
言われますが、長いことやっている自分でも、
いささか気恥しさを覚えることもあります。
ということでしたら最初はデニムから、
っていうのは的を得ていますし、
過度なリゾートくささも薄い。
自前のAcer2本目が、徐々に色が抜けていくのに合わせて、
スポーツマンジャケットも板に付いてくるのを
ひそかに目論んでいます。
といった具合でお送りしたFUJITOの新作ジャケット、
いかがでしたでしょうか?
この手のジャケットの良いところは、ブルゾン的素養もあるので、
軽く引っ掛けて出かける際、非常に重宝するということです。
収納スペースになるポケットがあることで、
バッグいらずのジャケットとして使えるのは、
個人的にも嬉しいところ。
某大手セレクトチェーンでも毎年人気が高いと聞いてますし、
どうも老舗ファッション雑誌に掲載されているようですので、
少しづつですが露出が増えていくであろう
春夏のFUJITOを代表するアイテムのひとつ、
じっくりとご覧頂いてお試し頂ければと思います。
宜しくお願いします。