FUJITO 11MJ Jacket
FUJITO “11MJ Jacket” Indigo Blue
FUJITOの「11MJ ジャケット」をご紹介します。
本来でしたら昨日ご紹介する予定でしたが、
今日の方が相応しいだろうということで、今改めて書いています。
その理由は後ほど出てくると思いますので、最後までご覧下さい。
さて、この11MJ ジャケットですが、先日もちらっと触れてますように、
自分が初めてFUJITOを知るきっかけになったアイテムの
ひとつになります。
その頃、人づてでこちらのブランドの噂を聞いてはいまして、
「Liverano & Liveranoに置いてあるデニム」
ということだけで興味津々だった訳なんですが、
実際は一緒に並べてあるこちらのジャケットにも、
なるほどーと唸っていたのを記憶しています。
なぜかここ数年再燃していた、
『何か気の効いたGジャン無いものかねぇ?』
という本人・友人間での問いかけに、
見事に答えてくれた好アイテムだと思ってますので、
以下取り上げていきます。
商品ページの方で概ね述べていますが、アイテム名でズバリあるように、
Wrangler(ラングラー)の名品にちなんで製作されている、
ここ数シーズンの定番ジャケットです。
同じく定番として知られている、『ファティーグパンツ』と対に出来るよう、
共地のネップ入りデニムを採用していまして、
ポイントポイントでボーダー調のブランケット地で
アクセントを付けています。
先日のブログに引き続き、↑でまた私物を出していますが、
個人的に気に入っている点として、
「シルエットの妙とサイズ感の良さ」
が挙げられます。
特に自分としては、“着丈の長さ”の絶妙さに感心しています。
比較対象として持ってきたリーバイスのサードモデルあたりですと、
今着てみろと言われても、どうも着丈が短過ぎまして、
いまいちピンと来ないのですが、今回の11MJジャケットに関しては、
ほぼ同サイズで6cm程長くしています。
感じ方の個人差があるので一概に言えませんが、
着丈の短過ぎるブルゾンですと、ミリタリーアイテムによくある
オフィサージャケットを彷彿させるので、
自分としては歓迎すべき変更点かなと思っています。
商品ページで漏れてましたが、ラングラーの代名詞的ディテール、
“丸カンヌキ(玉カンヌキ)”といったあたりや、ヴィンテージアイテムに見られる
“月桂樹のワンスターボタン”の拡大画像になります。
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商品的なことは、コーディネイトページを更新した時に、
また改めてお伝えしていこうと思いますが、
ベースになったラングラーのGジャン、数々の逸話に溢れています。
最も有名なところですと↑でご覧頂けますように、
かのジョン・レノンが愛用していました。
ジョンが着ていたのは11MJの後継(改名?)、111MJになりますが、
60~70年代にかけてのスナップですと、度々見かけます。
Levi’sでもLeeでもない、第3の選択肢を選ぶ辺り、
ジョンのセンスなのかも知れません。
あと忘れかけていたので慌てて書いておきますが、
昨日じゃなくて今日ブログを更新した理由は、
10月9日はジョン・レノンの誕生日、ということだからです。
さらに、このラングラーのジャケットの一群ですが、
なかなか興味深い人たちが愛用・着用していたりします。
ジョンを敬愛する、リアムが着ているのさておき、フランツのアレックスから、
ダニエル・クレイグ(現ジェームス・ボンドの方が良いか?)に至るまで、
結構見かけることが多かったりします。
(リアムが124MJ着ている以外は、
どのモデルかはちょっと分かりませんが・・・)
こうやって探してみますと、英国圏の方々が好んでいる傾向が
見られるのも、いわゆるアメカジものとは一線を画している
ような気がしています。
着ている人たちの気質に依りますが、
ラングラー自身にユーロマナーな気質が少なからずあるのでは?
と思います。
何となく小奇麗というか洗練されているというか。
リアム以外は不思議と荒々しく見えないですので(笑)。
自分も着用し始めたFUJITOのジャケット、
こんなエピソードやストーリーを思い浮かべられるとなると、
更に愛着が増す様に思っています。
定番として支持されている理由がこんなところにあるのかも?
ということで、じっくりとご覧頂ければと思います。
宜しくお願いします。