FUJITO “Zip Up Blouson・Belt Less”

2025.02.26 / アイテム

FUJITO(フジト)ジップアップ ブルゾン&N.O.UN ベルトレス

FUJITO “Zip Up Blouson・Belt Less”

 

 

 

FUJITOの「ジップアップ ブルゾン&N.O.UN ベルトレス」をご紹介します。

 

 

 

月末恒例の駆け込み入荷で大わらわ。ダンボール一杯に詰まったスニーカーをいそいそと検品します。

何とかストックルームに仕舞えましたがこれ以上は無理・・一刻も早い引き取り手を求めたいところ。

例のキャンバスシューズが再入荷ということで。

 

 

ここ一週間ほどの新作情報は前回の投稿をご覧いただくとして、現在のところボトムスが充実しています。

コムアーチさんやフリストフィアさん等々、ご確認ください。

 

時間が迫ってますのでとっとと本題へ。

 

 

 

 

 

FUJITO(フジト)ジップアップ ブルゾン(ダークブラウン)

“Zip Up Blouson”

 

 

 

まずはコレクションの自信作になるブルゾンを見ていきます。

 

 

昨年の春夏でポシャってしまったお品があったことから、フジトさんのブルゾンへの思いが

強まっていました。今年こそという渇望、勝手に高めていた次第で。

 

と来れば定番品の生地替えではなく、新型モデルに手を伸ばすほうが相応しいでしょう。

今季からの初登場なお品ということになります。

 

アイテムそのものは複雑な向きではありませんが、フジトさんイチオシの生地にはいたく感銘。

ボトムス、はてはキャップまでオーダーする力の入れよう。まぁそれだけ気に入ったということでしょう。

これが良い方向に転がっていけばよいのですが・・

 

 

 

 

 

FUJITO(フジト)ジップアップ ブルゾン(ダークブラウン)

 

 

 

 

リネン×ウールのミックス素材。このハーフ&ハーフ(?)っぷりが素敵です。

 

 

リネン特有のシワやフシは押さえつつ、ウールが入ることで過剰なシワ感は抑制。

ウールと言っても春夏向けのトロピカル生地です。リネンのざらざら具合が気にならないサラッとした肌触り。

ブルゾンらしい重みもあって昨今の気候に合わせた提案だと思います。

 

この手の生地、私がスーツ畑に所属していた頃に接してまして、イタリア物のジャケットで多かった気が。

ノスタルジックさは抜きにしても、機能的で良品な雰囲気で気に入っていたように思います。

 

ウールそのものに復元力があるんで、湯気一杯のバスルームに吊るしておけばシワ&ニオイも取れて

キレイな見てくれと衛生面にも好都合。悪いところなしと言ったところでしょう。

 

 

 

 

 

FUJITO(フジト)ジップアップ ブルゾン(ダークブラウン)

 

 

 

 

袖口と裾脇のゴム入りギャザー仕立て。これが思いの外効果的と申しましょうか。

 

 

細い記憶を辿るとイタリア軍のアイクジャケット辺りがソースになっているかもしれません。

最近の短丈ブームでリバイバル(流行ったことあったかな・・)の気配があるジャンル。

 

このアイクジャケットの良いところは、MA-1のリブ袖・裾といったボリューム過多の見てくれでなく、

正面からはいたってノーマルな裾に見えるということ。これが“スマート”な見た目につながります。

言われなければ軍モノ由来と気付かないところ、良いですよね。

 

 

フジトさんフォロワーなら台襟や内側のマップポケット(結構収納量あります)など、

これぞなディテールもお忘れなきようチェックくださいませ。

 

 

 

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about FUJITO“Belt Less”

about FUJITO “Belt Less”

 

 

 

ここからはボトムス。ナウンさんとのダブルネームになるベルトレスパンツ。

昨年に続いてのご用意ですので、まずは↑初回の投稿をおさらいください。浅めの内容ですが・・

 

 

『グラ〇チ meets リーバ〇ス スタプレ』(あくまで私の主観)とも形容できそうなコチラ。

そう聞くとアメカジ度数が強そうですが、そこはナウンさんなりのアレンジが巧みです。

 

プレッピー的なクリーンな雰囲気、評判の高さがうなづけます。

 

 

 

 

 

FUJITO(フジト)“N.O.UN” ベルトレス(ダークブラウン)

 

 

 

 

作り込みの確かさとして、《ひざ裏》生地とポケットの袋地が挙げられます。

今回とても感心を覚えたところ。

 

 

濃色かつゆったりめのリネンパンツですから、インナーが透けるなんて心配はないはず。

でもそこを見越したり補強も兼ねての裏地セットは、シリアスなスラックス以外では見かけません。

 

おまけに前後のポケット袋地も、メインのリネン×ウール生地で作ってしまう豪勢ぶり。

値が張る生地を惜しげもなく利用する辺り、プライスの面でも私は納得しました。

 

カジュアルパンツらしからぬ仕様、ひっくり返した際には要チェックをお願いします。

ちなみに今回は32(M)サイズ以下は生産されてませんので、悪しからずご容赦ください。

 

 

 

 

 

FUJITO(フジト)ジップアップ ブルゾン&N.O.UN ベルトレス

 

 

 

 

今後コーディネイト例も増えていくかと思いますが、第一陣だとこんなとこ。

近日中のページ作成をユルくご期待ください。

 

 

今回のリネン×ウール生地、ネイビーとダークブラウンの2色が用意されていた中、

第一印象から私は後者一択。いつもの偏屈気質?ではなく、それなりに理由もあるわけで。

 

イタリア由来だとしたら王道の「アズーロ・エ・マローネ」に適うのはコチラでしょうし、

皆さんがお持ちのボトムスがネイビー・カーキ・グレー辺りなら、上下で色が被らないこともあり

最良のパフォーマンスを発揮することになるでしょう。そう意味でもネイビーよりブラウンを私は推します。

 

 

 

 

駆け足ですがFUJITOの「ジップアップ ブルゾン&N.O.UN ベルトレス」をご紹介しました。

 

 

フジトさん本体のほうでもご好評のようで、早速のアクセスや旅立ちも見られているようです。

コレクションの注目作ということで反響を呼んでいるのは間違いないでしょう。

 

入荷時期からすると春夏のお品感がありますが、生地の特性を思うとかなり利用期間の長い、

年中無休で使っていただいても良いのではとご本人から聞きました。

 

何はともあれ話題を集めているモデル1・2、じっくりとご覧になってみてください。

 

 

宜しくお願いします。

 

 

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