New Brand “MONTROSE BAG”
新しいブランド・「MONTROSE BAG(モントローズ バッグ)」をご紹介します。
初披露する新キャラ?、これまでの体感だと半年に1~2度くらいなもんだと思ってました。
念のため今年になってからを数えると7ブランド。私の体感ほど当てにならないものはありません・・
今後を含めると思いの外多いはず。ほぼ月イチで登場しているペースになるんでしょう。
マイナー海外勢が多いのはインディーズバンド好きの性分ですが、これからは国内勢も追従するよう
仕込んでいます。シェフの気まぐれメニュー(?)、少しでもファンが増えていただければ。
それではモントローズ バッグさんの概略から。
ブランドページで述べていますように、母体は現在も操業している《モントローズ ロープ&セイル カンパニー》に
なりまして、1789年に設立された老舗企業です。フランス革命と同い年。
社名にあるように漁船のロープ作りから始まり、貨物船やタンカー向けまで規模がジョジョに拡大。
で1970年代に《PVC》を取り扱い始めたのが転機だったようです。80年代からその素材を使ってバッグ市場に
本格参戦。現在に至るというのがおおよそのヒストリーかと。
60年代以降のスコットランドは北海油田と切っても切り離せなくなりますが、そこでの資材として
PVCの需要&開発が進んでいったのは想像に難くありません。
この辺は映画「北海ハイジャック」で確認しときたいところ。私も未鑑賞なので何とかしてみるつもりです。
出自がプロユースかつヘビーデューティなバッグブランドです。メインどころだと厳ついこともあり、
あっさり目のデイリーユースから選んでいます。メッセンジャーバッグ2色をピックアップ。
先方では「EVERYDAY BAGS」と併記されていることから、スポーティなメッセンジャーバッグよりかは
普段使いを意図したショルダーバッグと見ていただいて結構かと思います。
↑のクイックリリース バックルも常に開け閉めする必要はなく、フラップ裏のベルクロで中身を
散乱させませんし、貴重品や小物向けの収納スペースもしっかり完備。
『バッグメーカーの作る生真面目なカバン』、こういうシリアスなところに好感を覚えてしまいます。
商品ページ以外の補足で↑の併記にプラス、「RECORD BAG」ともネーミングされてました。
『レコードの買い付けに理想的。20~30枚は問題なくいけますよ~』との説明も。
グラスゴーとかエディンバラってその手のマーケットが多いんですかね?
まぁその枚数入れてもびくともしないタフさは、間違いなく備えてはおりますが。
初遭遇時、オリーブの鮮やかぶりに一目ぼれしたのが取り扱いのきっかけでしたが、
まじまじと見ているとマットなブラックも捨てがたくなります。『黒いカタマリ』感は嫌いになれない。
ストラップに装着される↑アジャスターバックルや肩パッドの存在は、使っていくうちにその効能を
感じていただけるでしょう。
前述のクイックリリース バックルともども、差し込んだ際のスチャっと響く装着音。
私などはその音にある種の“インポートアイテムらしさ”を覚えます。マニアとはそういうもの?
一点だけ大勢には影響ない箇所と思っていますが、オリーブとブラックではアジャスターバックルの
取り付け位置が異なっています。ここは大らかな気持ちでご覧ください。きっと意図があるはず・・
私が背負ってこのサイズ感。大き過ぎず小さ過ぎずなミディアムサイズといったところ。
デイリーシーンのバッグで多いナイロンキャンバス生地は、軽さ&やわらかさが優れている反面、
摩擦によってお召し物を傷める+表面が毛羽立ち裏面が剥離してくるのは避けられません。
今回のPVCでしたらそういうケースは少なく、尋常でない防水性も手伝い『中身を守る』には
最適だと言えます。ちなみにバッグの重さは700グラムほど。ご検討の参考までに。
新しいブランド・「MONTROSE BAG(モントローズ バッグ)」をご紹介しました。
これまで日本ではポーチ類がチラホラ入ってきたようですが、それ以外となるとほぼ初上陸だと
言える立ち位置。どなたも触れたことがないメッセンジャーバッグと言えるかも知れません。
レアブランドであるのはもちろんですが、230年を超えて現在まで続いてるカンパニー、
過酷な環境下で力を発揮してきた等のバックグラウンドも、尊ぶべきトピックだと言えます。
皆さんがそれぞれ思う“未知との遭遇”、今日の投稿が少しでもガイドになりましたら何よりです。
宜しくお願いします。