New Brand “GOLDENFIT”
新しいブランド=「GOLDENFIT(ゴールデンフィット)」をご紹介します。
謎ブランドも佳境に入った感がありますが、まだ2つ残ってました。やや気が重い・・
と言ってもアイテム的にはめちゃくちゃ複雑?と言うわけではありません、おそらく。
あまり前説で時間を取られてしまうのもあれなので、さっさと進めていきましょう。
まずは『ゴールデンフィットって何?』ということで、先方さんの力をお借りします。
ブランド概略にあるように、1999年に産声を上げたゴールデンフィットさん。《医療・調理・理美容等の
専門職に向けたシューズ作り》を生業にしています。
業種からして身体にやさしい履き物+衛生面も重視されますので、それに見合った設計や構造が必須。
さらにエコフレンドリーな開発や環境づくりにも取り組んでいるとのこと。
今の時流に則ったイタリアンブランドという見立てで良いかと思います。
より突っ込んだ内容は↑のバナーよりさかのぼれますので、ぜひご覧いただければと。
製品におけるモットーが【1.NON-SLIP/2.SELF-MODELING/3.ANATOMIC/4.ANTISHOCK】。
セルフモデリングの和訳、なんとなく気配で察してください・・
文字だけの標語だとお堅い感じでしょうから、箱に書かれたイラストもお役立てください。
イタリア語の勉強にもなりますし。
ちなみの↑黄色のイラスト、左からざっくり言うと
『解剖学にならって・職場で滑らない・靴音立たない・コスパ良し・タフで丈夫』
を表しています。意訳ではありますがおおむね通じるはず。
時計のイラストがどうして“DUREVOLE(耐久性)”なのか・・お国柄なんでしょうかね?
個人的には型番・色・サイズを書いた“白いシール”に、懐かしさで目頭が熱くなりました。
ビニールに入った上履きや体操着に付いてた《ラベラーシール》、どうしても昭和感を覚えるもので。
数多あるラインナップから選びましたスライドサンダル。
好みが分かれない、手堅い形のモノをご用意してみたつもりです。
先方のカタログを見てみますと、病院で目にするガチな白いサンダルなども並んでいます。
さすがにそのまま引っ張ってくるのは厳しかったようで、代理店さんサイドで試行錯誤。
スエード&レザーに置き換えています。《VERA PELLE=本革》がその証し。
一点ご注意いただきたいのは本革とポリウレタンソールとの組み合わせ上、
コバ面の処理に手仕事感?が見られるのかと。
異素材同士を圧着するため、どうしたってムラやグルー跡(接着剤のはみ出し)が出てしまいます。
部分的に不揃いなところ、悪しからずご容赦くださいませ。
私としてはイタリアもので長く触れてきた《Fatto a Mano=手作り》だと思ってますし(精度は別にして)、
スエード&レザーにしたことでの高級感に重きを置いたと見ています。
凡百のスポサン勢にはない重厚さ、意欲的な試みとして歓迎していきましょう。
アナトミックとうたっているだけに、踏み応えの良さから来る足裏の快適さが推しポイント。
ストレスフリーな着用感をお楽しみくださいませ。
コンフォートサンダルに属するモノですので、サイズ表記はざっくり3つにしています。
適度に幅広+ベルクロ付きのストラップは、締めたり/緩めたりが広範囲で調整可。
甲高の足型でも問題なくお履きいただけることでしょう。
素足はもちろんソックス着用でもスムーズに可変できる仕様、ベリベリとお役立てください。
ここまで「GOLDENFIT(ゴールデンフィット)」をご紹介しました。
数年前にも似寄りなブツでご用意した記憶がありますが、インポートでの知られざるブランドが多い
コンフォートシューズの世界。アンノウンな鉱脈?はまだまだ掘り起こされてないようです。
その中でもゴールデンフィットさんは近年知名度を上げている存在で、
コレは一体・・をきっかけに興味を抱く方も増えているように思います。
本日の投稿が謎ブランドの解明につながりましたら何よりかと。
これからのスタイリングのお供にぜひお役立てくださいませ。
それでは宜しくお願いします。