FUJITO “Half Sleeve T-Shirt”
FUJITOの「ハーフスリーブ Tシャツ」が入荷しています。
こんなところにもグラフィティ。ただしアート要素は低め。
帰りの道中、高架下をくぐって信号待ちをしていたところ、壁面に見慣れぬグラフィティが。
こう書くとヒップホップ的なものを想像させますが、それは完全に落書き。
『影狼』。そのようにペイントされていたかと。
私の知るかげろうは夏に見かける漢字違いのほう。語尾に『参上!』と付きそうな書きっぷりに、
わざわざこんな所にマーキングしなくても・・と思いました。
念のため影狼を検索してみたところ、ハードラックと踊れそうな!?ワークパンツをサジェストされました。
なじみのブランド名だったのねと、ひとつ学びを得た次第です。ぶっこみ系は不滅なりと。
【First】 FUJITO “Half Sleeve T-Shirt”
それではフジトさんのTシャツを見ていきます。
2年前にデビューを飾ったコチラ。当初から大きな反響を呼び、めでたく定番アイテムへ昇格。
コレクションに欠かせないTシャツということでご好評いただけています。その3年目。
ブランドのフォロワーさんはもちろんのこと、その出来の良さからフジトさんを知るきっかけ、
エントリーモデルとして触れた方の多さも聞きました。かなりのヒット作なのは間違いないかと。
とは言えその他の名作群に比べると、いささか日が浅いかもしれません。
ここはひとつ振り返りをお薦め。『ハーフスリーブTシャツって何よ?』をご覧くださいませ。
当店もご用意するようになってウン年目のお品。扱いのなかった新色のほうが良いだろうと
いうことで、初登場カラーにてピックアップ。まずは↑ヘザーグレー。
いわゆるひとつの霜降り=杢グレー、デイリーアイテムでは必須栄養素?になる色合いです。
どなたでも触れてきたであろう“安心感”、その辺りを覚えていただけるはず。
ビッグシルエットTシャツの隆盛で、アメカジのヘビーウェイト系Tシャツが持てはやされてますが、
若かりし頃初めて触れたのがヘザーグレーだっただけに、未だにその印象を引きずっている自分。
偏屈野郎は白よりグレーが好みなんでしょう。
もう1色が↑アクアマリン。コチラのほうが私らしさがあるような。
ライティングの都合で、ややブルー味が強い鮮やかさがあるかも知れません。
ただ実際はもうちょいくすんだ様子。冒頭でご覧いただけるような“グレーブルー”のほうが
正確に表しているという見立てです。
私が時々使う『枯れたさわやかさ』、その例えをここでも楽しんでいただけることでしょう。
まぁある年代以上なら例の名曲で親近感が出てくるように思いますが。
この気温の上がり方ですと、Teeイチ姿で出歩くことが増えていくでしょう。
グレーであれば全体でのまとまりを、アクアマリンであれば差し色としての見栄えの良さもあります。
もちろんトップセールスをうかがうオフホワイトも、比較対象に加えてみてください。
3カラーからお好みを選んでいただけましたら何よりです。
FUJITOの「ハーフスリーブ Tシャツ」をご紹介してきました。
よそさんにはない最大の推しポイントの“接ぎ目のないショルダーライン”。
前から見るとプレーンな顔立ちながら、変わった接ぎ目からなる後ろ姿とのギャップに惹かれます。
テクニカルな型紙(パターン)を愛でつつ、ヘビーウェイト天竺のタフさもご好評の秘訣になるお品。
夏を快適に過ごすTシャツの主力に、ぜひその評判のほどをお確かめくださいませ。
宜しくお願いします。