FUJITO “S/S Pajama Shirt”
FUJITOの「S/S パジャマシャツ」をご紹介します。
久しぶりの再会になる来客があると、連休感を強く思う今日この頃。
皆さんくつろいでいらっしゃるでしょうか?
私もどちらかというと行楽気分。街はにぎやかなれど店内は・・まぁその辺は通常運転。
隙あれば商品アップということで、コツコツと作業を進めています。現在ロロさん取っ掛かり中。
見慣れないTシャツもアップしていますので、ご都合のよいときにパトロールくださいませ。
時間も迫っていますので足早に。フジトさんのパジャマシャツ、半袖。
ブランドの熱心なフォロワーさんなら先行モデルの「パジャマパンツ」、ご存知かと思います。
ラインナップに定着したユルい雰囲気のイージーパンツです。
パンツがあればトップスということで、今シーズンより仲間に加わったのが↑になります。
さすがに共生地を使ったセットアップではなく、それぞれ独立した別生地モノになるのですが、
半袖シャツへのリクエスト→これまでの長袖モデルを調整、というのでは物足りません。
新規にイチから企画して製作。今の気分にあったお品が出来上がりました。
襟~前立て・袖先(あとポケットも)の“パイピング”が特徴になるシャツ。
パイピングは見た目のアクセントにつながりやすい、たいへん効果的なディテールですが、
ややもすると悪目立ちしやすいと思っています。私的には地の部分と同色希望。
今回ネイビーを選んだのはそんないきさつでして、もう一方のオリーブに比べれば
言わなきゃ分からないくらいの控えめ設定、歓迎しております。
そして昨今増えつつある『脱ビッグシルエット』な提案。
ヨコ方向はこれまで同様ワイドですが、着丈をコンパクトにしてあるのに意図を感じていただけるかと。
生地の調子も興味深いものでして、レーヨン×コットンのブレンドもの。
表つややか×裏ドライな風合いの《二重織》、なかなか珍しいセレクトかと思います。
夏の熱帯っぷりなら薄ければ薄いほうが良いように見えますが、テロテロ生地は耐久性が落ちるし
透け具合も気になる。洗濯の繰り返しによりワンシーズンでおさらばなんてこともあります。
その点↑コチラであればタフさにつながる“厚み”で、これまでのデメリットを回避。
それによってパジャマから連想されるルームウェア感もほぼゼロになるというのが、今回の見立て。
あと裏側での吸湿性も上がりますので、盛夏に向けての安心ポイントはさらに増えていきます。
今のところですとスタイリング例はこんな感じす。閉めて/開けてをお好みで。
胸以外に腰ポケットが付くことで、半袖シャツにアウター風味が出てくるのは得策です。
スマホの一時避難場所(常時としては薦めませんが)としてもありがたい存在。
長袖のカーディガンに代わる役割、その辺も個人的には期待してしまうわけで。
定番でご用意しているニットTee、めちゃめちゃ色映えが良さそうでそちらも期待値アップ。
さらっとFUJITOの「S/S パジャマシャツ」をご紹介しました。
私としましては、だいぶ浸透した「開襟シャツ」の次を担う候補というのが第一印象でした。
襟元の第一ボタンは開けるがデフォルトとすれば、そのノリで着ていただけるのもありますし。
似た立ち位置で「キューバシャツ」も挙げられますが、ポケット付きなのは共通しても
派手な刺繍がないだけに、ラテンのやさぐれ感?を覚えないので私にはありがたい。
開放的なんだけどあくまでスマート、当店の品揃えだとその辺は意識しているかもしれません。
道行く方も完全に半袖模様で、先取り過ぎない頃を迎えたかと思います。
フジトさんの意欲作としてご用意したパジャマシャツ、反響を呼んでいると小耳に挟みました。
ぜひその評判のほどをお確かめくださいませ。
宜しくお願いします。