FLISTFIA “Semi Wide Relaxed Pants”
FLISTFIA “Semi Wide Relaxed Pants”
FLISTFIAの「セミワイド リラックスパンツ」をご紹介します。
夕方になって外からドンドンと轟音?が聞こえるのですが、あれ何でしょう?
雷にしては低音ボイスだし、解体や道路工事をしている時間でもなし。日常の不思議。
ついでに言うと通勤途上、全ての信号機で引っ掛かるというのにも遭遇しました。
運が悪いで片付けられないくらい、モヤモヤとした解せない現象。これもまた日常の不思議。
そして明後日が世界ふしぎ発見!の最終日・・
あれだけ熱心に見てた番組、振り返るともう25年は見てないかもしれません。
それってファンじゃねぇだろうと言われればそれまでですが・・別の不思議を探します。
【First】 FLISTFIA “Semi Wide Relaxed Pants”
それでは気を取り直してフリストフィアさんのリラックスパンツを見ていきます。
↑に前回の投稿を挙げましたが、“セミワイド”型にアップデートして早数年、当店でもウン年ぶりながら、
コレクションには欠かせない定番としてロングセールスを続けるコチラ。
なかなか興味深いファブリックでのリリースでしたので、今回お願いしてみました。
とは言えいつでも常備しているわけではございません。シェフの気まぐれメニュー以上の気まぐれ?
私も記憶が薄まってますので、ご一緒に『リラックスパンツって何よ?』を再読いただきたく。
シルエットやディテールは継続。安心・安全・安定のイージーパンツ。
セミワイドと冠しているように、ごんぶと?な幅広シルエットでなく、かと言ってスリムほど激しい感じもない。
中庸というかオーセンティックというか、とにかくクセのない提案かと思います。
ある意味フリストフィアの気質を表した、アイコンになるボトムスその1なんだろうと。
年代や好み・体格などから、とりあえず太っいのは苦手・抵抗があるなんてことを時々耳にします。
そういった方々に食わず嫌いの取っ掛かりで薦めることのあるシリーズ。
思いの他気に入っていただけることも多いあたりに、ロングセラーの秘訣が隠れていそうに思うのですが。
やっぱり出処が分かるとやる気出ます(?)。《NORTHERN LINEN社》のファブリックが今回の推し。
成り立ちは1851年までさかのぼれるようなので、歴史ある老舗どころなのは間違いありません。
《ノーザン リネン》とブランド化したのは21世紀に入ってからなので、詳しく知らなかったのはご勘弁を・・
『リネン業界で世界トップ5に入る』ほどの規模です、質・量ともに多くの生地がラインナップされている中、
“ブレンドもの”に力を注いでいるらしく、《Northern Fabrics》の名で開発・製作していると出てました。
その中のひとつから選ばれたのが↑の【ビスコース】混です。
ビスコースは乱暴に言えばシルクの代替ですんで、光沢やなめらかさが特徴。
色落ちせず吸湿性もあってそこそこ頑丈。ツヤっした様子は豪勢、リッチな感じというやつです。
麻100だと強いシワシワや色落ち・肌触りの硬さなんてのがデメリットなんでしょうが、
その辺りを解消しつつ見た目はリネンというのが今回のファブリック。
ここまでのご説明が大げさでない旨、皆さんでお確かめいただければと思います。
暖かいんだか寒いんだか良く分からない・・頃ですが、ひとまずコートなど引っ掛けておけば。
冒頭のように半袖Teeやサンダルはまだ先そうですが、春物はしっかり出揃ってますので、
何かの拍子でスタイリングページを作成できればと。期待せずお待ちくださいませ。
ここまでFLISTFIAの「セミワイド リラックスパンツ」をお伝えしました。
ロングセラーのリピートということで、毎度楽しみにしていただけている方も多そうです。
今季はカーキ・オリーブ・セージグリーンの当たり年のような品揃え感がありますが、
このリラックスパンツもその一翼を担うお品になります。
とは言えそこまで流行色っぽくないので、評価も分かれなさそうな見立て。
新シーズンの足がかりに、本日の投稿をお役立てください。
宜しくお願いします。