納得。
先日、裾上げなどのお直しをお願いしてます
『直し屋さん』
に行った時のことです。
ここの直し屋さんは、直し全般はもちろんですが、
僕が持ち込むノーマルでない(?)商品(主に軍モノ関係ですが)
にことさら興味を示して頂いたり、
僕がスーツ畑出身で、その昔直し屋さんでバイトしていて
その辺の事情に通じていることもあって、
妙に懇意にして頂いています。
しわくちゃのデッドストックのメルトンPコートを持っていて、
「スチーム(クリーニング屋さんが使うような、
蒸気がやたら滅多出るアイロンのこと)貸して下さ~い」
で、30分も居続ける奴は早々いませんので(笑)、
一目は置いてくれている様です。
ちょうどその時、James Mortimerのピケ素材のシャツを
着ていたんですが、
「あら、ちょっ~とー、良いシャツ着てますねー」
ということで、えらく興味を持って頂きました。
そんなこと言われた僕も火が点いてしまい、
そこから説明というよりかは接客のような会話になり、
あやうく開店時間をオーバーするぐらいの
熱の入りようで、かなりヒートアップしてしまった次第です。
毎日毎日、何十着もシャツを見ているプロの方からしても、
「どうもこれは普通のと様子が違う、きっと良いシャツだろう」
と、ある種“通の”人から見ても良く出来ていると思わせる魅力を
再認識した出来事でした。
以前にも言っていたかと思いますが、
「雰囲気あって良いですよねー」
的な言い方が腑に落ちないので、必要以上にウンチクを
伝えてしまう僕ですが、そうは言ってもそのひと言で表せてしまえる
アイテムは多い訳でして、意外と第一印象には抗えないということは、
常々あったりするわけです。
そう考えると、ひと目見て良いシャツと思えたら、
それ以上の説明は必要ないのかも、
と思わせてしまうあたりも、大きな魅力なんだと言えそうです。
直接肌に触れる面積が大きいシャツですので、生地の風合いで
着心地に大きな差が出るとも言えます。
その生地のクオリティーと縫製とのバランスの絶妙さ、
それがJames Mortimerの魅力だと思います。
個人的にはリネンも好きですが、鹿の子素材のようなピケ生地の、
ざらつき不要のスムージー素材(?)が、
肌触りも良くでお気に入りだったりしますので、
改めて特集も含めてご覧頂ければと思います。
宜しくお願いします。
<追伸>
さすが、職人さん集団。
某ブランドのシャツに関しては、ボロクソに言ってました。
ほとんど江戸っ子のべらんめぇ口調です(笑)。
僕も納得したところはありましたが、公表は控えます。
話は打って変わり、ロイター通信5minutes支局(?)所属の
特派員、Yさん・Aさんより画像が送られて来ました。
松本山雅FC、試合前の様子
「ここは高崎という名の松本です」
今年の流行語大賞ノミネートに認定します。