EEL Products “Mushroom Jacket”
EEL Products “Mushroom Jacket”
EEL Productsの「マッシュルーム ジャケット」をご紹介します。
コンビニがにぎわっている。まるで朝市のようでした。
全国津々浦々になっているかと思います。インバウンドご一行の大挙。
松本城が大変貢献しているのは日々感じているわけで。
そのお城近くにあるコンビニに立ち寄った時なんですが、入店したらアジアの市場?的な喧騒。
レジ前は行列だしドリンクコーナーも人だかりで通れず。目算だと20名以上はいそうです。
団体A・B(+Cもいたかも)でそれぞれ言葉が違うライブ会場ぶり。こりゃ完全アウェーに来たなと・・
その瞬間、日本で一番繁盛している現場?を見れたかもしれません。
帰りしな、なぜか『早朝の新大久保』を思い出しました。朝イチ違いではありますが・・
歩いて帰った大久保通り、家までの距離がとても長く感じられたあの日。。
ノスタルジックな思い出はほどほどに、新作を見ていきます。イールさんのマッシュールムジャケット。
以前マッシュルームブルゾンというモノがあったのを記憶していますが、ジャケットはお初です。
文字通り『毛色が違う』アイテムを欲していたこともあり、今回のご用意に至った次第で。
パッと見はノーカラーのジャケットであり、大ぶりなポケットはカバーオールのそれ。
そして使い勝手からはカーディガンと言えますので、3者の良いとこ取りした羽織りモノでしょう。
イールさんの得意とする提案かと思います。
一枚仕立てのジャケットゆえ、ペラッとした軽めのモノを連想しそうですがそれには当たらず。
↑ご覧いただけるように《ヘリンボーン生地》で補強することで、しっかり感?を出しています。
私などは圧縮ウールのこの手だと、“チロリアンジャケット”を思い出しがちです。
ただチロリアンだとコンチョボタン+パイピングがお決まりで、良い意味でフォークロア、
裏を変えすとアクの強さを否めない代物。
そういう点ではコチラはもっとあっさりした提案ですし、著名なダッフルコート=モンティの
ヘリンボーン生地使いに通じるところも、グッと来る好ディテールのひとつかと思います。
いくつかある私的感心どころ?のひとつ、変形のパッチポケット。
変形と書いたのは妙な縫い合わせ方にありまして、わざわざ“マチ幅”を設けるやり方から。
レディースのコートで見たことありますが、メンズだと久しく見てなかったような。
メリットとしてはポケット付きのカーディガンに良くある、『スマホを入れたらだら~んと伸びる』現象、
型崩れ防止が挙げられます。
さらに別画像であるように、裏にヘリンボーン生地を当てた2層構造です。さらに耐久性アップ。
3方を縫って済ませがちな腰ポケットに、ここまで使用後を想定したデザインは感心します。
何言ってるか分からない・・場合、実物にて確認くださいませ。
感心どころその2。レザーボタン、さらにレーザーでブランド名を刻印。
ここで触れとかないと一生日の目を見なかった箇所かもしれません。ノータッチにできない性分なので。
ボタンやポケットに一家言ある旨、古くからイールさんをご存知の方なら納得いただけるでしょう。
わざわざレザーを選ぶ&名前を彫る。それも表ではなく裏側というのが憎すぎです。
コスト考えたら省きますし、入れるとしても表にドンッとするのが普通なはず・・
手に入れたあかつきには、まじまじと眺めていただくことをお薦めします。
テラコッタは所謂レンガ色になります。
こう書くと良い色だけど自分には・・かもしれませんが、『明るい茶色』とすればいくらか
興味を強めていただけるかと。
相性の良いのはグリーン・ベージュ・ネイビー他が挙げられます。マイサイズが旅立っているため
画像は増えなさそうですが・・何かありましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。
EEL Productsの「マッシュルーム ジャケット」をご紹介してきました。
ノーカラーのジャケットですとVネック型orクルーネック型に大別されそうですが、後者のほうが
柔和な印象になって最近は好んでいます。直線的なVだと少しだけシリアスなので。
考えなくサッと羽織っても、インナーとのネックラインがキレイに納まるのも魅力です。
色や生地の全体像から覚える印象が、細かなディテールの積み重ねでさらに加算されて
いくように思うマッシュルームジャケット。
今日の投稿を参考に、じっくりとご覧になってみてください。
それでは宜しくお願いします。