EEL Products “CAKE KNIT”
EEL Productsの「CAKE KNIT」をご紹介します。
通勤途中の幹線道路でのひとコマ。変わった剪定方法だなぁと思ったら、どうやら違ったようで。
住宅の生垣が立派なら、ハシゴを掛けての作業が一般的でしょう。ただ朝見た光景は
『生垣に軽トラが乗っていた』(?)というもの。二度見しましたがやっぱ乗っている、もしくは生えてきたと
思わせます。え?えぇ?・・
その疑問はすぐ解けまして、奥のほうで実況見分をしている姿が。事故で乗り上げたようでした。
乗り上げたにしてはそこそこの高さの生垣。チョロQのウィリー?並みの挙動であっても到達は難しそう。
車体を上から落としてすぽっと埋まったように見えたし・・
いずれにしろ自分もウィリーさせないよう、安全運転に努めたいとは思いました。
そう言えばチョロQにルイジ・コラーニものがあったなぁ。贅沢な時代でしたよ・・
日曜のほのぼの小話?はこの辺にして、本題に入ります。イールさんの「CAKE KNIT」。
アイテム的にはセントジェームス他と同じカットソーになりますので、もうちょい早く取り上げるべきでした。
ただニットのネーミング込みだと、先取り感を覚えてしまいがち。
ようやく重い腰を上げてでのピックアップになります。
コレクションのカットソー群では、一番オーダーが入っていたような?(あやふやな私の体感で)
前評判の高さも手伝い、皆さんには興味を持ってご覧いただけているようです。
アイテム的にはシンプルなものでして、↑からしても複雑さには寄らない提案。
『ざっくり大ぶりなシルエットのカットソーを素材で楽しむ』
最初の見立てはその限りになるんでしょうか。
一番の魅力が変り種の生地にある旨、相違ないところかと思います。
本来は裏側で見えるスムースな天竺素材になりまして、スポーツ向けのジャージに通じる
なめらかで伸縮性を備えたもの。
袖を通したときに感じる素肌を滑るなめらかさ。とても調子が良い?です。
それが表になると一転して、フェルトを思わせる起毛具合。じんわり暖かな見てくれ。
ロンTeeの着心地とセーターのヴィジュアルを合わせ持ったお品と言えるでしょう。
ネーミングの元になったケーキ感も手触りから納得いただけるだろうと思います。
私はよく分かりませんが、シフォンケーキ寄りのスポンジ感?その辺りも想像ください。
はっきりしたボリューム感も今の気分を表しています。リラックスした着心地に通じる開放的なシルエット。
今の時期&肌触りの良さから考えると、半袖Tシャツの上からざっくりカブる。そこからスタートです。
私の場合、手の平が袖先で隠れるのが好みでないため、一度折り返すのがデフォルトかと。
生地に蓄熱性があることから常時1枚で過ごせるものの、装いにマンネリ感が漂いがち。
その際はシャツにインナーを変えていただくのも良さそうです。
感覚的にはフィッシャーマンセーター気分で。重さがない分、かえって出番が増えるんじゃないでしょうか。
ここまでEEL Productsの「CAKE KNIT」をご紹介してきました。
色合いとしてはブラウンなんて大ざっぱな表記より、“モカブラウン”としたほうが適切です。
そしてこの手はすこぶる万能性のある秋色だと思うのは、長く接してきた私なりの見立て。
男性陣の持ちうるネイビー・カーキ・ブラックのボトムスとの相性も◎だと思います。
純粋なニット/セーターほど重さや窮屈さがないことから、冬でもコチラで充分な方も
いらっしゃるでしょう。さらにそちらにはないリーズナブルなお値段も魅力に映るはず。
反響を呼んでいるコレクションのニューカマー。ぜひ触れて・見て、お確かめください。
宜しくお願いします。