EEL Products “Cruiser”
EEL Productsの「クルーザー」をご紹介します。
ここ数週間の懸案事項が解決でき、安寧の時が訪れました。
なんか難しいこと言おうとしてますが、『散髪できてすっきり』。ただそれだけのことです・・
一部では信号の数より多いと言われる松本市の美容室数。
私も開業の相談に行った際、ん?美容室じゃないの?と珍しがられたぐらいです。
以前入居していたテナントも現在はヘアサロンになっております。。
とすればどこででもカットはできるのですが、新規開拓するとなると簡単ではありません。
サロン特有のキラキラ?した空間、いくつになっても慣れないファーストコンタクト・・
散髪後の姿は明日以降の着用画像で確認いただくとして、晴れ晴れとした気分にはなります。
天山の襟足?的マレットヘアにならず安心しました。
定番品のリピート報告が続きがちでしたが、本邦初公開アイテムもいくつかオーダーしています。
しばらく寝かしておりましたが、そろそろタイミングがやってきたようです。
“クルースウェットとロンTeeの中間”とお伝えできる↑の「クルーザー」。
デザインとしては複雑なところは少なく、比較的イメージにブレはないかと思います。
奇抜さを競わないシンプルなアイテムにしたのは、基になる素材=生地に重きを置いている
からでありまして、いいネタを仕入れた主人のおまかせメニュー?的な狙いがあるのかと。
・・よく分からない例えだと混乱しますので、さっさと生地を見ていきます。
《製品染め》なんて聞きますと、アタリが出た白ちゃけた風合いのピグメント加工モノが思い描けます。
ラフに言えばユーズド加工。買ったその日からヴィンテージ風味。
今日からそのイメージの更新をお願いします。↑からはそんな様子は微塵もなく。気品ある佇まい。
冒頭の美容話に絡めると、脱色に使うブリーチ剤にピンキリがあるように、髪を傷めにくいソレと
発想を共にするようなモノがこちらの業界にも存在するわけでして。
アメリカ製にありがちな厚い・硬い・重いな大味裏毛生地とは別次元にある、
《やわらか・なめらか・かろやか》なスウェット。イールさんが見つけた自信作なのも納得しました。
お上品さすらある面構えですが、細かく見るとなるほど~と感心させられる取り組みが。
肩や裾・袖口などはあえての《白ポリエステル糸》なのが憎い。
軍モノでご存知の方もいるかと思います。カーキを黒に染め直したリメイク製品のヴィジュアル。
綿を使ったボディは黒だけど、縫製で使う糸がポリエステルだからそこだけ染め切れてない様子。
クルーザーではその雰囲気に近づけています。切りっぱなしの裾も軍モノの肌着あるある?
黒以外にも様々な色がありますので、それにならって色バリ自体は4色あるのですが、
ナチュラル1色にしたのはボディ×白ポリ糸のメリハリがさほど気にならなかったことから。
私の軍モノ後染め製品に対する偏屈さ?をご容赦ください。
『急募!新ポーズ求む!』。
袖まくる以外の良さげな立ち姿、何かお薦めないでしょうか・・?
話を戻しますと、切りっぱなしの袖・裾は自然と丸くなることで、やんわり裏毛生地とアピール。
そこに目が行かなくてもパッと見はロンTeeの限りです。
その日の気分でスウェットorカットソーを楽しめる、そんな2面性も魅力かと。
もう一枚着画を撮っていいかげんコーディネイトページを更新していきます・・
EEL Productsの「クルーザー」をご紹介してきました。
前回の「COMMON CREW」もそうでしたが、準定番をうかがうアイテムに共通する
《良質な生地×シンプルなデザイン》ということで、イールさんの考えるデイリーウェアの
気質がよく表れていると思います。サイズ感も無理のない大きさですし。
こういった提案ならあのフレーズを引用しても無茶じゃないでしょう。
“何気ないけど最高のスウェット”をどうぞお試しください。
それでは宜しくお願いします。