EEL Products “Aun Crew”
EEL Productsの「アウンクルー」をご紹介します。
それは突然やってきます。プスッ!部屋から明かりが消える・・
明から暗へ前置きなしの切り替わり、暗闇過ぎて若干うろたえます。。
寝る間際のアクシデントでしたのでそのまま床に就き、起きてガサガサしてみたところ、
ブレーカーが落ちていたという想定内の現象。
落雷以外での停電久しぶりだなー、なんてことを落ち着いてから思いました。
振り返ると室内照明・オイルヒーター・ドライヤーの使用に加えて、高消費電力でおなじみ?
昭和からの遺物=ハロゲンヒーターを点けていたことがまずかったようです。
現場用の機器は撮影時だけにしとかないといけません。反省×2。
最低気温がとうとう氷点下を記録するんだから、一刻も早く石油ストーブ使えよという話。。
冷え性なのに毎年ギリギリまで粘っても・・帰ったら即稼動チェックすることにします。
↑をひと目見て『懐い!』と思われたら、立派なイールさんフリーク。
まぁ当店も長いことやってますので、もしかしたらご記憶の方もいるかも知れません。
実際はその数年前からリリースされていたように思いますので、中期の名作として
ご好評いただいていたのが、今回のアウンクルーになるわけでして。
昨年に華麗なる復活を遂げたこともあり、反響を呼んでいるという話を耳にしました。
まずは商品の成り立ちということで、↑のバナーからおさらいくださいませ。
これは余談ですが、こう見えても私アウンクルーを所有・愛用していまして、
いつかの展示会の時に着ていったのを覚えています。イールさん一同から懐かしいの声がけ。
(当社製品を着る姿、初めて見ましたなんて声すら掛けられたような?)
その半年後にまさかの復刻でしたんで、少なからず影響を与えてしまったかも知れません。
実際は聞いていないので勝手な思い込みですが・・前向きに捉えるようにしています。
復刻に際してもコンセプトに変更はございません。ウール×コットンを「袋縫い」で製作。
これぞまさしく“阿吽の呼吸”になったのは、よそさんでもご覧いただけるネーミングの由来。
アップデートされたのは襟ぐりになりまして、ウールの共地=見返りを付けたことで
懸念される襟裏の汚れを目立たなくしています。
着ている私も感じていたことで、初期型はコットンの白い裏地側が薄汚れてくるんですよね。
付け置き洗いすれば取れますが、毎度毎度は案外手間かと。
着用後の取扱いにも配慮したアップデートとして、歓迎の意を示します。
シンプルなヴィジュアルを引き立てている両脇のチェーンステッチも健在で、
サクラコート他にも共通する“ふくらみ・丸み”も引き続き楽しんでいただける辺り、
イールさんらしさをよく表わしたアイテムだと思っています。
今季からの新色になるホワイト一択にしたのは、私なりに思うところがありまして。
再現するのに苦労した(・・)、真っ白でなく生成り=クリームがかった色合い。
私はコレを見たとき、『この手でホワイト系、かなり新鮮かも?』と思いました。
例えば白いニット物だとケーブル編みされたアランセーターでしょうし、
ある人はタートルネックを思い描くことでしょう。分厚いor薄め、おそらくどっちか。
その中間ぐらいで存在するモノないかしら?
意外なところで出会えたというのがオーダーに至った経緯です。
無骨セーターとインナー寄りタートルの中間に当たるのが、私の思うアウンクルー。
スウェットやミドルゲージのセーターと等価・代用足りうるモノなんて風にも捉えれられます。
チクチクする不快感はコットンの裏地でシャットアウト。清潔感のあるクリアな色合いが
暗くなりがちな昨今、気分を上げてくれることにつながるんじゃないでしょうか?
『見た目はセーター・でも着心地はロンTeeのそれ』
なんて言うと伝わりやすくなってきそうです。ロンTeeよりかはスウェットのほうが近そう。
↑のように控えめなメリハリを付けやすいと思っていますので、
来る冬空に向けてスタンばっていただけますと幸いです。
ここまでお送りしたEEL Productsの「アウンクルー」、いかがでしたでしょうか。
自分が着てる(後日くたびれた?使用後画像をアップします)のは置いといて、
さんざんシェットランドやフィッシャーマン系のセーター着てきましたが、
最近はもう少しライトなもの=気兼ねなく洗濯できるくらいの取り扱いやすさを
求めるようになりました。
サイズ感もたっぷりとしたものに更新されていますので、縮みを気にせず
ガンガン洗っていただくのもありかと。それもひとつのやり方。
久しぶりの登場になったアウンクルー。その評判の程をぜひお確かめください。
宜しくお願いします。