LE LABOUREUR “VESTON MOLESKIN”
LE LABOUREUR “VESTON MOLESKIN”
LE LABOUREURの「モールスキンカバーオール」が入荷しています。
生憎の雨模様でなかなか気が乗りません。爽快な青空、カモン。
となると通勤時のカッコも自ずと選択肢が決まってきまして、もっぱらいつものブーツと
ワックスコットンのコートは必須。バブアーより出番の多いアウター、大助かり。
で気温も低いとなれば↑も羽織って出かけているような?
“我々の制服”、今季も無事にフォローが叶いました。
LE LABOUREUR “VESTON MOLESKIN”
数年前からの国内再上陸以来、定期的にご用意していますラブルール。
3年前のぽっぽや(?)画像、私も気に入ってよく使わせてもらっています。
当店に集って頂ける方々には、何はともあれお勧めしていますし、
私もエイジングの一環で現物を着ている。
一見して私以上のくたびれ具合を誇る方も数名いらっしゃいます。
「通行証」とは勝手に認めていますが、そうでなくてご愛用頂けるのはありがたいばかり。
年季の入ったカバーオールに、人となりが表れているような。
ここまで書いてきまして、置いてきぼりを食らった方もいらっしゃるかもしれません。
↑↓が再上陸時のまとまった投稿ですので、ご参考までにどうぞ。
*「LE LABOUREUR “VESTON MOLESKIN”」
時々は私物の掲載なども。
10年近く経っているとは思うのですが、物持ちが良いのは相変わらずのようです。
そんなにヘビーな様変わりでもないような。
ボロボロになったピスネーム(タグ)が重ねてきた月日を物語りますが、
現在ご用意しているものは仕様が異なるだけに、こうはならないはずです。
いいかげん切れよ・・
本当にそう思います。
今回改めて気付いたことがあります。
「袖口~脇~裾にかけて、三本針によるチェーンステッチ」と商品ページで述べています。
こうなると楽しみになるのが“パッカリング”。
ショボショボと波打つミシン目の様子、ご自身だけが手に入れられる味わいです。
気付いたのは三本針とそれ以外の縫い目ですと、どうも収縮率が異なっているかと。
脇・袖のほうが縮み方が強く現れている、そのように感じました。
こうなることで変わってくるのが、“シルエットと着用感”。
当初に比べ前傾のシルエットに変わったのは間違いなさそう。
『粗雑な(失礼)カバーオールのくせして、エルゴノミクス(人間工学)な設計かよ・・』
まぁ実際はそんな繊細な型紙は引いてないので、結果的にそう見えてしまっただけですが、
経年によって身体にフィットしていく様子は、革製品に通じるところかと。
なんてったって「モールスキン」ですからね。
我々の制服としてご用意しています、ラブルールのカバーオール。
今回は長年の懸念だった大きさへのリクエストや、昨今の世の流れ、
本来あるべきワークウェア像などを加味しまして、「サイズ3(XL)」までの大盤振る舞い。
これは朗報であってしかるべきかと。扱っているお店さん、ほとんど見かけませんし。
デカ過ぎたら縮ませれば良いだけなので、恐れるに足りないはずです。
フランスで旧来型のワークウェアを作れる工場、全滅とまでは言いませんが
かなり限られた存在なのは間違いないでしょう。
(そうでなければあの有名ブランドが依頼するわけがない)
希少となったクラシックなユーロワークウェアとして、改めてご覧になってみてください。
宜しくお願いします。