EEL “Charcoal Henry”
EELの「チャコールヘンリー」をご紹介します。
数日前にようやく自転車を修理しました。正確に言うとタイヤの交換です。
タイヤが劣化して脇からヒビ割れ早数年・・おおげさでなく本当にその位経っていた様な。。
喉の奥につかえた小骨が取れたような、やっかいな案件が解決です。
年代モノになりつつある特殊車両(?)は、タイヤのストックが用意されてる所がなく、
いつもお世話になっている自転車さんまで持ち込みますが、
街中を持って運ぶのがひと苦労。それも直さずにいた原因でした。
久し振りのライディングとなりましたが、折畳みのクセしてハンパない爽快感。
大事に扱いたいと思います。
本日のお題になります、チャコールヘンリー。
5minutesではお初になるというのは置いといて(・・)、ここ数年は春・秋でかならずリリースされている、
EELのロングセラーアイテムとして知られている存在です。
『ユルくたっぷり着る』というのが、どのブランドさんでも顕著になってきてますが、
その流れを受けてしっかり定着したというのが、ご好評の秘訣だと耳にしています。
以下さらっと詳細を見ていきましょう。
“ヘンリー”と名付けられてるからして、『襟元にボタンが付くカットソーの類い』と
イメージが出来るコチラのアイテム。
にしてはバンドカラー風の襟回りだし、裾もラウンド+マチ付きの脇だし、はて?
もともとはシャツ(のパターン)をカットソー工場に持ち込んで縫ってもらった、
というのがデビューのいきさつだったはずです。
ところどころの「フラットシーマ」が、アイテムの出自を物語っています。
なのでシャツの面影は残しつつ、着心地や扱い方・生地の風合いはカットソーのそれになる、
ユニークなバランスの上に成り立っているのが特徴です。
『シャツ&カットソーの良いとこ取り』、そういうことなんだと思います。
トップの画像や↑からでもご覧頂けるように、ドロップショルダーかつ幅を持たせた
ワイドシルエットで、リラックスした着心地を楽しむのが真骨頂なチャコールヘンリー。
今回はウォッシュドウールを使って、季節感の提案をしています。
ウールを使ったシャツに関しては、ピタピタ厳禁(実際そういう企画はほぼ皆無ですが)だと
思ってまして、いくつかあった自分の持ち物も、総じてゆったりしている傾向です。
それをお湯洗いで縮ませながら着るのがオトナの醍醐味(?)、
自主的なボイルドウールというのが私のモットーになっています。
全く推奨されないキケンな取り扱いは無視して頂き(・・)、
品質表示に沿ったお洗濯を厳守して頂くのが得策ですので、
ここまでは話半分で聞いといて頂けますと幸いです。
数日前までの撮影は、蒸し暑さとの戦いでしたが、このチャコールヘンリーの回は
思いの他不快さがなく、親近感がじわじわと高まったのを記憶しています。
今回はXSでなくSサイズからご用意したのには理由があり、
秋冬ならではの重ね着を見込んでのことと、生地の厚みから来るドレープ・ひだの出方を
味わって頂きたい、その辺りに気を配ってみました。
まずはTシャツの上からガバッと被って頂き、3折りくらい袖をまくる。
そんな感じのスタートをお勧めします。
“ヘンリーネックカットソー meets プルオーバーシャツ”
な提案で着実にフォロワーを増やしているチャコールヘンリー。
純粋なシャツにはない脱力感、そんなのも魅力になるはずです。
秋のトップスの取っ掛かりとして、どうぞご覧になってみてください。
宜しくお願いします。