Last One。
comm. arch. “Belgium Waffle P/O”
店内の気になるひと品を取り上げていくコーナー、題して『ラストワン』。
本日はcomm. arch.の「ベルギーワッフル クルーネックニット」を取り上げます。
記憶が確かならば、
『入荷自体はお盆明け→初回の紹介9月→10月の紹介時で残り1点』
というのが、デビューシーズンでのcomm. arch.の推移でした。
ルーキーイヤーなのに得点王争いに絡む、
そういった活躍ぶりだったのではないかと思います。
結果、評判が良かったということになるのですが、
早すぎる紹介で印象が薄らいでいたところ(いやーすいません・・・)、
改めて袖を通してみて感じる、コチラのニットの魅力。
感動の共有ということで、ちょいと見直してみましょう。
Blog 「comm. arch. “Belgium Waffle P/O”」
アイテムの詳細に関しては、前回のブログが雄弁に物語っていますので、
まずはそちらをご覧ください。
*『comm. arch. “Belgium Waffle P/O”』
“ムー民”に触れてしまうセレクトショップのブログ、ある意味希少というかキテいますが、
興味のあるなしに関わらず一読頂ければと。
さすがの9月では現実味の薄かったニットウェアですが、
例年以上に寒さの訪れが早い今日この頃ですと、
日々の必須アイテムになるのは間違いないところでしょう。
今回、改めてのご紹介に至ったのは、何の気なしに行った撮影からでした。
当店の撮影環境からしますと、特にこの時期は過酷さを増すわけですが、
↑のスタイリングシューティング、思いの他ストレスなく行えたのは、
やはりこちらのマスタードのニットのおかげだったと思います。
ケーブル編みされたアランニットのようなごっつさはないため、
それ単独でコーディネイトが済んでしまう物足りなさもなく、
シャツとかコート・ジャケットとの重ね着を楽しめることが、その1。
そして熱を溜め込みやすい=ワッフル編みというのが秀逸でして、
撮影でいそいそと移動していた事情を除いても、
『ぬくぬくしてきて助かるわ、コレ』
というのを率直に思いました。
サーマルってアンダーウェアには必須ですが、
あれを何倍にも厚くしてあるんだと見立てると、
このニットウェアも間違いなく機能的だと言えます。
自分がこの手のローゲージニットでよくやるのが、
『強制的な縮ませ』です。
って言っても単純な話で、
『(一応ネットには入れ)日々の洗濯モノの中に混ぜて洗う』
ただそれだけのことではあります。もちろんお湯洗いで。
メリットとしては、お湯を通すことでよ~く繊維が縮み、
編み目もかなりギュウっとなるので、ぴったりフィット。
当然目詰まりしていますので、熱が逃げずに暖かさをキープです。
ただメリットはこのくらいなもので、デメリットの方がやはり多し。
縮みすぎて袖・丈が足りない・風合いが変わる・形が変わる等々、
暖かさと引き換えに受け渡すモノも多いでしょう。
ただ私は、何物にも増して“防寒性・暖かさ”を優先しますので、
ローゲージのものに限っては、何年も果敢に挑んでいます。
ということもあって、冬場のニットはワンサイズ大き目を選んでいます。
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こう書いてはみたものの、紡績技術の向上・安定で、
思っているほど変わらないのが最近のウール素材です。
そこまでのことはないのであれですが、皆さんにはお勧めしませんので、
参考程度に留めておいて下さい。
ということで、まとまりないまま締めさせてもらう、今日のブログ。
『ラストワンに光を当てて、感動を再共有』
という趣旨で、他アイテムも取り上げていくだろうと思います。
あなただけの運命の1枚に果たしてなるのか?
ご期待の上でご覧ください。
宜しくお願いします。
<追伸>
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