最近。
最近、ヴォネガットを読んでいます。
ファッションで言いますと、親ヨーロッパな嗜好というのは
お察し頂けるとは思いますが、
文学・音楽・映画他のカルチャー全般に関しては広く浅い、
散漫な嗜好だと自分自身では思っています。
今さらながら好みの範囲が変わるとは思えませんが、
どうも洋>和というのは相変わらずというところでしょうか。
とまぁ、好みの話はさておき、最近は専ら
ヴォネガットのレンタル率が高くなっています。
前回、遺作となった「国のない男」を読み終わってましたで
(書評などは『ほぼ日』で)、
今回は別のジャンルを攻めてみようということで、色々と探索してみました。
ガルシア・マルケスの「予告された殺人の記録」とか、
カズオ・イシグロの「わたしを離さないで」などを手に取ってはみました。
が、厚い...読み応えがあり過ぎる...
ハードカバーの文芸書は自分の生活習慣において、
DVD2時間見る以上の苦行です。
で、いつものように落ち着くところと言えばSFもの、
ハヤカワ文庫あたりに結局はなり、
「スローターハウス5」に落ち着きました。
おそらく学生の時に読んで以来かとは思いますが、
あらすじはほとんど記憶していません...
ある意味フレッシュ。
個人的にはですが、SFものと和田誠さんのカバーイラストの取り合わせが
あまり好みではないのですが
(もっとこう、おどろおどろしい感じでしょー、SFものは)、
堂々と表紙を周囲に見せて読めそうですので(笑)、
ちょこちょこと読み進めてはいるところです。
比較的自分が取り上げる書籍、特に小説に関しては
思いっきり偏りがあるような気がしますので、
皆さんに強くお薦めしにくい時もありますが、読書の秋とは言います。
普段読まないジャンルもたまには、
ぐらいな気持ちでご覧頂ければ幸いです。
<追伸>
お客さんのAさんから頂いたエコバッグと手ぬぐい。
プロダクト イン「野沢温泉」。
差し入れありがとうございました。
総じて温泉好きと言う方は多いとは思いますが、
僕自身あまり耐性が無い(=のぼせやすい)ので、
充分に味わい尽くせないでいます...
「温泉 イズ スリッパ卓球」が自分には合ってそうです。(←コチラから)